多数のサブスクライバの構成

デフォルトでは、レプリケーション・スキームには最大255のサブスクライバを含めることができます。プロパゲータ・データベースを使用するレプリケーション・スキームには最大255のプロパゲータを含めることができ、各プロパゲータには最大255のサブスクライバを構成できます。アクティブ・スタンバイ・ペアのレプリケーション・スキームには、最大254の読取り専用サブスクライバを含めることができます。

多数のサブスクライバが含まれるレプリケーション・スキームを計画する場合は、次のことを実行する必要があります。

  • ログ・バッファのサイズは、SYS.MONITOR表のLOG_FS_READSの値が0(ゼロ)または0(ゼロ)に近い値になるようにすること。これによって、レプリケーション・エージェントでファイル・システムからログ・レコードを読み取る必要がなくなります。LOG_FS_READSの値が増大する場合は、ログ・バッファのサイズを大きくします。

  • CPUリソースが十分にあること。マスター・データベースのレプリケーション・エージェントは、各サブスクライバ・データベースに対してスレッドを生成します。各スレッドでログの読取りおよび処理が個別に行われるため、サブスクライバ・データベースに送信するには適切なCPUリソースが必要です。