レプリケーションのトランスミッタ、レシーバおよびXLAリーダーの制限

レプリケーションおよびXLA操作では、トランザクション・ロギングで大量のオーバーヘッドが発生します。レプリケーションのスケーラビリティは、トランスミッタまたはレシーバの数が制限されている場合に最も高くなります。

レプリケーションのトポロジを調べ、簡略化できるかどうか確認します。通常、XLAのスケーラビリティは、リーダーの数が制限されている場合に最も高くなります。アプリケーションのリーダー数が多い場合は、その数を削減できるかどうかを確認します。

XLAおよびレプリケーションを監視して、読取りがファイル・システムからではなく、トランザクション・ログ・バッファから行われていることを確認してください。同時実行される更新が多いと、レプリケーションが処理されない場合があります。サブスクライバでは、更新はシングルスレッドです。確認の頻度が減少すると、XLAのスループットを向上できます。

SYS.MONITOR表のLOG_FS_READS列およびLOG_BUFFER_WAITS列の値を確認して、必要なリーダーおよびトランスミッタの数を見積もります。この情報は、接続が確立または解放されるたび、およびトランザクションがコミットまたはロールバックされるたびにシステムによって更新されます。

LogFlushMethod=2を設定すると、RETURN TWOSAFEレプリケーション処理、およびDURABLE TRANSMITが指定されたRETURN RECEIPT処理のパフォーマンスを向上できます。