バックアップまたはエクスポートのサイズの決定
リポジトリに格納されているすべてのデータベースのバックアップおよびエクスポートでは、レプリカ・セットごとに、PermSize
属性に割り当てられている値と最新チェックポイントの後に作成されたトランザクション・ログ・ファイルの合計サイズの合計に等しいファイル・システム領域(MB)が必要です。
トランザクション・ログ・ファイルのファイル・サイズおよびバックグラウンド・チェックポイント間で通常書き込まれるサイズは、データベースの構成によって異なります。CkptFrequency
、CkptLogVolume
、LogFileSize
などの典型的なワークロードや属性の設定は、バックアップまたはエクスポート操作で考慮する必要があるトランザクション・ログ・ファイルの数の決定に直接影響します。詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』のトランザクション・ログ・ファイルの記憶域のプロビジョニングを参照してください。
さらに、各データ・インスタンスには、通常のバックアップ、エクスポート、リストアまたはインポート操作ごとに、データベース・バックアップまたはデータベース・エクスポートのサイズをレプリカ・セットの数で除算した値と同等の使用可能な一時ファイル・システム領域(/instance_home/grid/admin/temp/
)が必要になります。ステージング・バックアップでは、1つのトランザクション・ログ・ファイル(LogFileSize
)と同等の一時ファイル・システム領域のみが必要です。