TT_CommitDMLOnSuccessヒントの使用方法

TT_CommitDMLOnSuccessヒントは、コミット操作をDML実行の一部として有効または無効にするために使用されます。このヒントは、接続レベルまたは文レベルで指定できます。

このヒントを使用中(TT_CommitDMLOnSuccess1に設定されている場合)は、次のようになります。

  • 文レベルでは、実行中に文でエラーが発生した場合、トランザクションはアクティブなままで、データベースの一貫性が保たれます。

  • 単一のレプリカ・セットに影響を与えるトランザクションの場合、コミット操作では2フェーズ・コミット・プロトコルではなく1フェーズ・コミットを使用します。

autocommit1に設定した場合や、TT_CommitDMLOnSuccessヒントを1に設定した場合は、パフォーマンスに違いはありません。

『Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス』TT_CommitDMLOnSuccessオプティマイザ・ヒントを参照してください。