BINARYデータ型およびVARBINARYデータ型
BINARYデータ型は、長さがnバイトの固定長のバイナリ値(nの値の範囲は1から8300バイト)です。BINARYデータ型にはnバイトの記憶域が必要です。データは後続の0(ゼロ)を使用してその列の最大長まで調整されます。ゼロ埋め比較セマンティクスが使用されます。
VARBINARYデータ型は、最大長がnバイトの可変長のバイナリ値です。このnの値の範囲は、1から4,194,304 (222)バイトまでです。
次の例では表を作成し、2つの列(データ型BINARYで定義されるcol1とデータ型VARBINARYで定義されるcol2)を定義します。次に、各列にバイナリ・データが挿入されます。BINARY値では、右側にゼロが埋め込まれることに注意してください。
ノート:
TimesTenで16進リテラルをバイナリ・データとして指定する方法の詳細は、「定数」のHexadecimalLiteralについての説明を参照してください。
Command> CREATE TABLE bvar (col1 BINARY (10), col2 VARBINARY (10)); Command> DESCRIBE bvar; Table USER1.BVAR: Columns: COL1 BINARY (10) COL2 VARBINARY (10) INLINE 1 table found. (primary key columns are indicated with *) Command> INSERT INTO bvar (col1, col2) VALUES (0x4D7953514C, 0x39274D); 1 row inserted. Command> SELECT * FROM bvar; < 4D7953514C0000000000, 39274D > 1 row found.