DROP CACHE GROUP
この文はTimesTen Scaleoutでサポートされています。
TimesTen Classicの場合:
DROP CACHE GROUP文は、キャッシュ・グループに関連付けられている表を削除して、CACHE_GROUPシステム表からキャッシュ・グループの定義を削除します。
必要な権限
キャッシュ・グループの所有者に必要な権限はありません。
キャッシュ・グループの所有者でない場合は、DROP ANY CACHE GROUP、
キャッシュ・グループの少なくとも1つの表が現在のユーザーによって所有されていない場合は、DROP ANY TABLEが必要です。
TimesTen Scaleoutでの使用
この文は、TimesTen Scaleoutではサポートされていません。
SQL構文
DROP CACHE GROUP [Owner.]CacheGroupName
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
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削除されるキャッシュ・グループの名前です。 |
説明
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使用中のキャッシュ・グループ表を削除しようとすると、エラーが返されます。
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ASYNCHRONOUS WRITETHROUGHキャッシュ・グループは、レプリケーション・エージェントの実行中には削除できません。
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読取り専用キャッシュ・グループおよび
AUTOREFRESH属性を持つキャッシュ・グループに対して自動的にインストールされるOracle Databaseオブジェクトは、キャッシュ・エージェントによってアンインストールされます。DROP CACHE GROUP操作時にキャッシュ・エージェントが実行中でない場合、Oracle Databaseオブジェクトは、キャッシュ・エージェントの次の起動時にアンインストールされます。 -
DROP CACHE GROUP文はシリアライズ可能分離レベルでは実行できません。実行しようとするとエラー・メッセージが返されます。 -
DROP CACHE GROUP文を実行し、現在実行中の自動リフレッシュ操作がある場合、次のような結果になります。-
LockWaitの間隔が0の場合、DROP CACHE GROUP文はロックのタイムアウト・エラーで失敗します。 -
LockWaitの間隔が0以外の場合、現在のトランザクションは自動リフレッシュされず(ロールバックされ)、DROP文の処理が続行されます。これは、同じ自動リフレッシュ間隔を持つすべてのキャッシュ・グループに影響します。
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例
DROP CACHE GROUP westerncustomers;