ODBC、JDBC、OCI、Pro*CおよびPL/SQLアプリケーション・エラーの確認

次のタイプのエラーを確認します。

  • SQLErrorファンクションによって返されるODBCエラー

  • SQLExceptionクラスによって返されるJDBCエラー

TimesTen OCIおよびPro*Cアプリケーションと、PL/SQLを使用するアプリケーションでは、TimesTenエラー・コードではなくOracle Databaseエラー・コードを使用してエラーがレポートされます。エラー・コードに付随するエラー・メッセージは、TimesTenエラー・カタログから取得される場合とOracle Databaseエラー・カタログから取得される場合があります。

デフォルトで、TimesTenメッセージおよび診断情報は、次のように格納されます。

  • エラー・メッセージ情報を含むユーザー・エラー・ログ。通常、これらのメッセージには、必要な処置に関する情報が含まれています。デフォルトのファイルは、timesten_home/diag/tterrors.logです。ユーザー・エラー・ログの場所の変更の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』「エラー、警告および情報メッセージ」を参照してください。

  • ユーザー・エラー・ログに含まれるすべての情報に加えて、TimesTenカスタマ・サポートによって使用される情報が含まれるサポート・ログ。デフォルトのファイルは、timesten_home/diag/ttmesg.logです。ユーザー・エラー・ログの場所の変更の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』「エラー、警告および情報メッセージ」を参照してください。

  • TimesTenがデータベースを無効化した場合の無効化ファイルの診断情報。このファイルには、TimesTenカスタマ・サポートで役に立つトラブルシューティング情報が含まれます。無効化ファイルは、DataStore接続属性により指定される値に基づいて作成され、名づけられます。接続属性はファイル名ではありません。たとえば、LinuxおよびUNIXシステムでは、DataStore接続属性が/home/ttuser/AdminDataの場合、実際の無効化ファイル名には、接尾辞.inval/home/ttuser/AdminData.invalが付きます。DataStore接続属性の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseリファレンス』「DataStore」を参照してください。

ttTraceMonを使用してアプリケーションでレベル4のERRトレースを生成し、TimesTenダイレクト・ドライバにプッシュされたすべてのエラー・メッセージを確認することも有効な場合があります。詳細は、「ERRトレース」を参照してください。