データベースへのパス名を確認する
特定のDSNに接続する場合に、常に同じデータベースにアクセスするようにするには、データベースの相対パス名ではなく、絶対パス名を使用します。たとえば、demoデータベースがdatastoreディレクトリにある場合は、次のように指定します。
DataStore=/datastore/demo
次のようには指定しません。
DataStore=demo
後者の場合、データベースのパス名は、アプリケーションが起動されたディレクトリに対する相対パス名です。表を検索できず、またデータベースの相対パス名を使用している場合は、その表が存在するデータベースは存在せず、データベース(チェックポイントおよびログ)ファイルは、アクセスしているディレクトリとは別のディレクトリに存在する可能性があります。
『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』の「TimesTenデータベースを識別するためのデータソース名の指定」を参照してください。