IPC用の共有メモリー・セグメントとの接続に失敗した

共有メモリー・セグメント(SHM)をIPCとして使用している際に、TimesTen Client ODBCドライバからの次のエラー・メッセージがアプリケーションに表示される場合があります(アプリケーションがシステムに定義されているプロセス当たりのファイル記述子の制限に達した場合)。

SQLState    = S1000,
Native Error = 0,
Message     = [TimesTen][TimesTen 22.1 CLIENT]Failed to attach to shared memory 
segment for IPC. System error: 24

これは、クライアントDSNへの接続処理中、システムに定義されているプロセス当たりのファイル記述子の制限を超えるオープン・ファイル記述子がアプリケーションに含まれていることが原因でshmatシステム・コールが失敗した場合に発生する可能性があります。この問題を修正するには、プロセス当たりのファイル記述子の制限を増加する必要があります。ファイル記述子の制限の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseリファレンス』「システム制限」を参照してください。