キャッシュ管理ユーザーの表領域の使用量の監視
キャッシュ管理ユーザーの表領域を監視するには、Oracle Enterprise Managerアラートを使用するか、またはTimesTen表領域しきい値パラメータを設定します。
キャッシュ・エージェントは、表領域の使用量を定期的に監視し、使用量が指定したしきい値を超えたときに警告を発行するように構成できます。ttCacheConfig組込みプロシージャのTblspaceThresholdパラメータを使用して表領域のしきい値の割合を設定します。たとえば、TblspaceThresholdを80に設定した場合、表領域の使用量が80%を超えると警告が発行されます。
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しきい値が0(ゼロ)に設定されている場合、警告は発行されません。これがデフォルトです。
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しきい値が1から99の間に設定されている場合、表領域のしきい値がその数値を超えると警告が発行されます。
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しきい値が100に設定されている場合、表領域が一杯になると警告が発行されます。
たとえば、表領域の使用量が80%を超えると発行されるように警告を構成するには、次の操作を実行します。
call ttCacheConfig('TblspaceThreshold',,,'80');
ttCacheConfig組込みプロシージャの詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseリファレンス』の「ttCacheConfig」を参照してください。