TimesTenシステム表の監視
各TimesTenデータベースには、データベースの現在の状態に関するメタデータを格納するシステム表のグループが含まれています。システム表の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseシステム表およびビュー・リファレンス』の「システム表およびビュー」を参照してください。
ノート:
システム表に対してSELECT文は実行できますが、INSERT、UPDATE、DELETEなどの文は実行できません。
システム表SYS.SYSTEMSTATSを使用して、データベース・メトリックを表示します。ttStatsユーティリティを使用すると、データベース・メトリックを監視し、メトリックのスナップショットを取得して比較できます。詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseシステム表およびビュー・リファレンス』の「SYS.SYSTEMSTATS」、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseリファレンス』の「ttStats」および『Oracle TimesTen In-Memory Database PL/SQLパッケージ・リファレンス』の「TT_STATS」を参照してください。
SYS.MONITOR表を使用すると、データベースに最初に接続して以来発生した特定のイベントに関する統計を表示できます。たとえば、SYS.MONITOR表には、データベースへの接続数、チェックポイントの処理回数、データベースのサイズおよび現在使用中のメモリー量に関する情報が含まれています。列に対してSELECT文を実行するか、ttIsql monitorコマンドを実行してSYS.MONITOR表の内容を確認します。ttIsql monitorコマンドの使用方法の例については、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』の「ttIsqlユーティリティの使用方法」を参照してください。