システム表を使用したAWT操作の監視

非同期ライトスルー操作がAWTキャッシュ・グループのキャッシュ表の更新速度に遅れることなく対応しているかどうかを確認するには、SYS.MONITORシステム表のLAST_LOG_FILEREPHOLD_LOG_FILEREPHOLD_LOG_OFFの各列を問い合せます。LAST_LOG_FILE列の値とREPHOLD_LOG_FILE列の値の差が時間の経過とともに増大し、かつREPHOLD_LOG_OFF列の値の増加速度が遅いかまたは変化しない場合は、キャッシュ表の更新速度が更新のレプリケートよりも速くなっています。

次に、ttRepAdmin -receiver -listユーティリティ・コマンドを実行し、_ORACLEが「Peer name」フィールドに存在する行を探します。その同じ行内の「Last Msg Sent」、「Last Msg Recv」、「Latency」、「TPS」の各フィールドの値を参照して、遅れているレプリケーション・アクティビティが非同期ライトスルー操作であるかどうかを確認します。

ログ・ファイルの監視に関する詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』「トランザクション・ログ・ファイルの蓄積の監視」を参照してください。

SYS.SYSTEMSTATSシステムには、AWTのパフォーマンスに関する様々な統計が含まれています。Oracle TimesTen In-Memory Databaseシステム表およびビュー・リファレンスSYS.SYSTEMSTATSを参照してください。