TimesTenデーモンによって生成されるログの使用

TimesTenデーモンおよびそのサブデーモンとエージェントは、エラー、警告および情報メッセージを生成します。これらのメッセージは、TimesTenのシステム管理およびアプリケーションのデバッグに役立ちます。

デフォルトでは、情報メッセージは次の場所に格納されます。

  • 実行が必要になる可能性があるアクションなど、注意する必要がある情報を含むユーザー・エラー・ログ

  • ユーザー・エラー・ログ内のすべての情報に加えて、TimesTenカスタマ・サポートが使用する情報を含まれるサポート・ログ。

場所やサイズなど、ログの構成の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』「エラー、警告および情報メッセージ」を参照してください。

すべてのメッセージ・カテゴリは、デフォルトで有効化されますが、ttDaemonLogユーティリティのオプションを使用すると、すべてのデータベースまたは指定したデータベースに対して、次のカテゴリのユーザー・エラー・ログ・メッセージを無効化または明示的に有効化することができます。

  • ALL (デフォルト): すべてのメッセージが対象です

  • CACHE: CACで指定する、キャッシュ・エージェントからのメッセージが対象です。

  • DAEMON: メイン・デーモンおよびサブデーモンからのメッセージが対象です。

  • DAEMONDBG: メイン・デーモンおよびサブデーモンからの追加情報が対象です。

  • REPLICATION: REPで指定する、レプリケーション・エージェントからのメッセージが対象です。

  • SERVER: TimesTen Serverからのメッセージが対象です。

ttDaemonLogオプションの詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseリファレンス』「ttDaemonLog」を参照してください。