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機械翻訳について

4 テナント管理

テナンシは、ユーザーが仮想化されたワークロードを構築および構成するためにクラウド・リソースを作成および管理する環境です。 少なくとも1つのテナンシを作成する必要があります。 環境内のすべてのテナンシは、まとめて「コンピュート・エンクレーブ」と呼ばれます。 ただし、テナンシ管理はアプライアンス管理者の責任です。 テナンシは「サービス・エンクレーブ」から作成され、その後テナンシの初期ユーザーに渡されます: プライマリ・テナンシ管理者。

エンクレーブ、管理者ロールに関する技術的なバックグラウンド情報は、「Oracle Private Cloud Appliance概要ガイド」にあります。 「アーキテクチャと設計」の章の「エンクレーブとインタフェース」の項を参照してください。

新しいテナンシの作成

インフラストラクチャ管理者は、「サービス・エンクレーブ」からテナンシを設定し、プライマリ・テナンシ管理者にアクセスの詳細を提供します。 その後、テナンシ管理者は、「コンピュート・エンクレーブ」で追加のユーザー・アカウントおよびクラウド・リソースの構成を開始できます。

「サービスWeb UI」の使用

  1. ナビゲーション・メニューで、Tenanciesをクリックします。

  2. ページの右上隅で、テナンシの作成をクリックします。

    テナンシの作成ウィンドウが表示されます。

  3. テナンシの詳細を入力します:

    • 名前: 新しいテナンシの名前を入力します。

    • 説明: オプションで、新しいテナンシの説明を入力します。

    • サービス・ネームスペース: このテナンシ内で作成されたすべてのリソースに一意のネームスペースを設定します。

    • 認証資格証明: プライマリ・テナンシ管理者のユーザー名とパスワードを設定します。

      このアカウントを使用して、テナンシに初めてログインする必要があります。 テナンシ管理者は、追加のユーザー・アカウントを設定し、コンパートメント、ポリシーおよびその他のリソースを定義し、通常、ユーザーが必要なリソースのデプロイを開始できるようにクラウド環境を構成します。

  4. 変更の保存をクリックして、新しいテナンシを作成します。

    新しいテナンシがリストに表示されます。

「サービスCLI」の使用

  1. create Tenantコマンドを使用して、新しいテナンシを作成します。

    名前、ネームスペースおよび管理アカウントの資格証明は必須パラメータです。説明はオプションです。

    構文(1行に入力):

    create Tenant 
name=<tenancy_name> 
serviceNamespace=<tenancy_namespace> 
description=<tenancy_description> 
adminUserName=<tenancy_admin_user_name> 
adminPassword=<tenancy_admin_password> 
confirmPassword=<tenancy_admin_password>

    例:

    PCA-ADMIN> create Tenant name=myTestTenancy serviceNamespace=test description="A tenancy for testing purposes" \
adminUserName=testadmin adminPassword=************ confirmPassword=************
Command: create Tenant name=myTestTenancy serviceNamespace=test description="A tenancy for testing purposes" adminUserName=testadmin adminPassword=***** confirmPassword=*****
Status: Success
Time: 2021-09-08 08:54:44,778 UTC
JobId: a0ee398f-5d44-4b3f-8b9c-e5a9692c36a4
Data:
  id:ocid1.tenancy.....<uniqueID>  name:myTestTenancy

  2. ジョブIDを使用して、コマンドのステータスを確認します。

    PCA-ADMIN> show Job id=a0ee398f-5d44-4b3f-8b9c-e5a9692c36a4
Command: show Job id=a0ee398f-5d44-4b3f-8b9c-e5a9692c36a4
Status: Success
Time: 2021-09-08 08:55:11,125 UTC
Data:
  Id = a0ee398f-5d44-4b3f-8b9c-e5a9692c36a4
  Type = Job
  AssociatedObj = id:ocid1.tenancy.AK00661530.scasg01.jrgyo2w39riz38jhzredwz7s4zglm4slu6m6u37ok4odx5vfszak00090146  type:Tenant  name:myTestTenancy
  AssociatedObj Type = Tenant
  AssociatedObj Id = ocid1.tenancy.AK00661530.scasg01.jrgyo2w39riz38jhzredwz7s4zglm4slu6m6u37ok4odx5vfszak00090146
  Done = true
  Name = CREATE_TYPE
  Run State = Succeeded
  Transcript = null2021-09-08 08:54:44.753 : Created job CREATE_TYPE

  Username = admin

  3. 新しいテナンシが正しく作成されたことを確認します。 listおよびshowコマンドを使用して、テナンシ情報を表示します。 

    PCA-ADMIN> list Tenant
Command: list Tenant
Status: Success
Time: 2021-09-08 08:55:44,669 UTC
Data:
  id                                                                                              name
  --                                                                                              ----
  ocid1.tenancy.AK00661530.scasg01.r9l0nzgsm3vvtd6ugyrbx8em0pqogxp0x524yi7z3h1dztk6fuak00090146   myTenancy1
  ocid1.tenancy.AK00661530.scasg01.iyalhgadxg2d71ej6qx8fs8n9v0dey8wqd7firgs6djbontjvcak00090146   myTenancy2
  ocid1.tenancy.AK00661530.scasg01.9ax6fcf0bhe7an2b0m90e2t5uojkmfd1e47mkvye59e1u46ly6ak00090146   myTenancy3
  ocid1.tenancy.AK00661530.scasg01.g7or03paq3k6j9hixsahhp6fh4ta4ntjz8x5yispcix5xeviu9ak00090146   myTestTenancy

PCA-ADMIN> show Tenant name=myTestTenancy
Command: show Tenant name=myTestTenancy
Status: Success
Time: 2021-09-08 08:56:09,484 UTC
Data:
  Id = ocid1.tenancy.AK00661530.scasg01.jrgyo2w39riz38jhzredwz7s4zglm4slu6m6u37ok4odx5vfszak00090146
  Type = Tenant
  Name = myTestTenancy
  Description = A tenancy for testing purposes
  Service Namespace = test

  4. プライマリ・テナンシ管理者に「コンピュートWeb UI」 URL、テナンシ名、ユーザー名およびパスワードを指定します。 これでテナンシを使用する準備ができました。

    テナンシ管理者は、追加のユーザー・アカウントを設定し、コンパートメント、ポリシーおよびその他のリソースを定義し、通常、ユーザーが必要なリソースのデプロイを開始できるようにクラウド環境を構成します。

テナンシの構成の変更

管理者がこの時点で変更できるテナンシ・プロパティは、説明のみです。

  • サービスWeb UI:テナンシの詳細ページを開き、編集をクリックします。

  • サービスCLI:コマンドedit Tenant name=<tenancy_name> description=<tenancy_description>を使用

テナンシの削除

テナンシ・ユーザーがすべてのリソースを削除したことを確認します。 テナンシを削除できるのは、空の場合のみです。

「サービスWeb UI」の使用

  1. ナビゲーション・メニューで、Tenanciesをクリックします。

  2. テナンシ表で、削除するテナンシの名前をクリックします。

    テナンシの詳細ページが表示されます。

  3. テナンシの詳細ページの右上隅にある削除をクリックします。 プロンプトが表示されたら、操作を確認します。

「サービスCLI」の使用

  1. 削除するテナンシの名前とIDを検索します。

    PCA-ADMIN> list Tenant
Command: list Tenant
Status: Success
Time: 2021-09-08 11:08:17,042 UTC
Data:
  id                                                                                              name
  --                                                                                              ----
  ocid1.tenancy.AK00661530.scasg01.r9l0nzgsm3vvtd6ugyrbx8em0pqogxp0x524yi7z3h1dztk6fuak00090146   myTenancy1
  ocid1.tenancy.AK00661530.scasg01.iyalhgadxg2d71ej6qx8fs8n9v0dey8wqd7firgs6djbontjvcak00090146   myTenancy2
  ocid1.tenancy.AK00661530.scasg01.9ax6fcf0bhe7an2b0m90e2t5uojkmfd1e47mkvye59e1u46ly6ak00090146   myTenancy3
  ocid1.tenancy.AK00661530.scasg01.g7or03paq3k6j9hixsahhp6fh4ta4ntjz8x5yispcix5xeviu9ak00090146   myTestTenancy

  2. テナンシを削除するには、delete Tenantコマンドの後にテナンシ名またはIDを指定します。 

    PCA-ADMIN> delete Tenant name=myTestTenancy
Command: delete Tenant name=myTestTenancy
Status: Running
Time: 2021-09-08 11:10:00,288 UTC
JobId: 92b84ac2-1f2c-41d7-980e-d7549957ef93

  3. 削除されたテナンシがテナンシ・リストに表示されなくなったことを確認します。

    PCA-ADMIN> list Tenant
Command: list Tenant
Status: Success
Time: 2021-09-08 11:11:20,358 UTC
Data:
  id                                                                                              name
  --                                                                                              ----
  ocid1.tenancy.AK00661530.scasg01.r9l0nzgsm3vvtd6ugyrbx8em0pqogxp0x524yi7z3h1dztk6fuak00090146   myTenancy1
  ocid1.tenancy.AK00661530.scasg01.iyalhgadxg2d71ej6qx8fs8n9v0dey8wqd7firgs6djbontjvcak00090146   myTenancy2
  ocid1.tenancy.AK00661530.scasg01.9ax6fcf0bhe7an2b0m90e2t5uojkmfd1e47mkvye59e1u46ly6ak00090146   myTenancy3