3.4.1.1 「列」ペイン

表の各列のプロパティを指定します。

「一般」タブ

表で使用可能な列をリストします。

列を追加するには、「列の追加」(+)をクリックします。下の表に新しい行が追加されます。行を選択し、列の詳細を入力します。

列を削除するには、行を選択して「列の削除」(-)をクリックします。表内で列を上下に移動するには、その列を選択して、上下の矢印アイコンを使用します。

  • 名前: 列の名前。

  • データ型: 列のデータ型。

  • デフォルト: 値が指定されていない場合、行の挿入時に列に挿入されるデフォルト値。

  • NULLのデフォルト: Oracle Database 12c以降のリリースに適用できます。このオプションを選択すると、表に行が挿入されてその列に指定した値がNULLの場合、デフォルト値が列に挿入されます。

  • : 列の値を計算する式。

  • コメント: 列についての説明コメント(オプション)。このフィールドを使用して、属性の説明を指定します。

この表の各項目は、次のとおりです。

  • PK: このオプションを選択すると、列が主キーになります。

  • ID列: このオプションを選択すると、列がID列になります。これは、Oracle Database 12c以降のリリースにのみ適用できます。詳細は、「「ID列」タブ」を参照してください。

「制約」タブ

列の「NOT NULL」および「CHECK制約」を表示します。チェック制約は、列の値が、指定された条件を満たすことを必要とします。

  • NOT NULL制約: 名前: NOT NULL制約の名前。

  • NOT NULL制約: NOT NULL: このオプションを選択すると、列にはデータが含まれている必要があります。行を挿入するときに、この列に値を指定することも、明示的なNULL値を指定することもできません。このオプションを選択しない場合、列にデータを含めることも含めないことも可能です。主キー列にNULLは指定できません。

  • CHECK制約: 名前: チェック制約定義の名前。

  • CHECK制約: 制約: チェック制約を満たす列に対して満たす必要がある条件。有効なCHECK句を使用できます(CHECKキーワードは不要)。たとえば、RATINGという数値列の値が1から10の範囲内でなければならないことを示すには、rating >=1 and rating <= 10と指定します。

  • 有効: このオプションを選択すると、列にデータを入力または更新するときに制約がチェックされます。

  • 遅延可能: このオプションを選択すると、トランザクションの終了まで制約の妥当性チェックを遅らせることができます。

  • 初期即時: このオプションを選択すると、列に対してデータを追加、更新または削除するたびに制約がチェックされます。

  • 検証: このオプションを選択すると、既存のデータが制約に適合するかどうかがチェックされます。

「ID列」タブ

Oracle Database 12c以降のリリースに適用できます。「ID列」タブには、ID列のプロパティがリストされます。このタブは、「一般」タブの列に対して「ID列」チェック・ボックスが選択された後に初めて使用可能になります。ID列は、表の行を識別するために使用できる自動増分列です。1つの表に指定できるのは1つのID列のみです。

  • 生成: 「常時」は、INSERTまたはUPDATE文のID列に値を明示的に含めることができないことを意味します。「デフォルト」の場合、デフォルトでは、値が明示的に指定されていない場合はID列の値が自動的に生成され、「NULLのデフォルト」はNULL値が指定されている場合にのみ列の値が生成されることを意味します。

  • 開始: 順序の開始値。

  • 増分: 順序内の連続する番号間の間隔。

  • 最小値: 順序の下限値。デフォルトは、昇順では1、降順では-(10^26)です。

  • 最大値: 順序の上限値。デフォルトは、昇順では10^27、降順では-1です。

  • 「キャッシュ」および「キャッシュ・サイズ」: 「キャッシュ」を選択すると、順序値がキャッシュに事前に割り当てられ、アプリケーションのパフォーマンスが向上します。「キャッシュ・サイズ」には、キャッシュに事前割当てする順序値の数を指定します。「キャッシュなし」では、順序値がキャッシュに事前割当てされません。

  • サイクル: 順序が昇順では最大値、降順では最小値に達した時点で最初に戻り、番号が再利用されるようにするかどうかを指定します。値の循環を有効にしない場合、順序が最大値または最小値に達した時点で、それ以上の値は生成できません。

  • 順序: 要求された順序で順序番号を生成するかどうかを指定します。順序なしを指定する場合、順序番号が要求順になるかどうかは保証されません。