17 APEX_DEBUG

APEX_DEBUG パッケージには、デバッグ・メッセージ・ログを管理するためのユーティリティ・ファンクションが用意されています。具体的には、このパッケージには、Oracle APEXアプリケーション内およびデータベースのストアド・プロシージャ内とファンクション内のPL/SQLコードのインスツルメントおよびデバッグに必要なAPIが用意されています。PL/SQLコードをインストルメントすると、より迅速にバグを追跡し、予期しない動作を特定することが容易になります。

パッケージには、様々なデバッグ・レベルでのデバッグを有効または無効にする手段、およびメッセージ・ログをクリーンアップするユーティリティ・プロシージャもあります。

メッセージ・ログは、『Oracle APEXアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』の「デバッグ・モードへのアクセス」を参照するかAPEX_DEBUG_MESSAGESビューを問い合せることで表示できます。

詳細は、個々のAPIの説明を参照してください。

ノート:

APEXリリース4.2では、APEX_DEBUG_MESSAGEパッケージの名前がAPEX_DEBUGに変更されました。APEX_DEBUG_MESSAGEパッケージ名は、下位互換性のために引き続きサポートされます。APEXの旧バージョンでそれらを実行する場合を除き、新規アプリケーションでは新しいAPEX_DEBUGパッケージを使用することをお薦めします。

参照:

Oracle APEXアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドデバッグ・モードへのアクセス