22.1 使用可能なパラメータ値
次の表に、APEX_INSTANCE_ADMIN
パッケージ内で設定可能なすべてのパラメータ(電子メール、ウォレット、レポート出力用のパラメータなど)の値を示します。
パラメータにパスワードが含まれていないかぎり、APEX_INSTANCE_PARAMETERS
ディクショナリ・ビューを問い合せて、これらのパラメータの現在の値を確認できます。
表22-1 使用可能なパラメータ
パラメータ名 | 説明 |
---|---|
ACCOUNT_LIFETIME_DAYS |
アカウントが期限切れになるまでの、エンド・ユーザー・アカウント・パスワードの最大有効日数。 |
ALLOW_DB_MONITOR |
Y に設定すると、データベース監視が有効化されます。N に設定すると、無効化されます。
|
ALLOW_HASH_FUNCTIONS |
サポートされているハッシュ・アルゴリズムのカンマ区切りリスト(デフォルトはSH256,SH384,SH512 )。SH1は、Oracle Database 11gでもデフォルトでサポートされています。
|
ALLOW_HOSTNAMES |
設定すると、URLのホスト名部分にこの値が含まれる場合、ユーザーはアプリケーションにしかナビゲートできません。インスタンス管理者は、ワークスペース・レベルでさらに詳細な値を構成できます。 |
ALLOW_PUBLIC_FILE_UPLOAD |
Y に設定すると、ファイルのアップロードはユーザー認証がなくても許可されます。デフォルトのN に設定すると、許可されません。
|
ALLOW_RAS |
このパラメータは、Oracle Database 12cを実行している場合にのみサポートされます。
|
ALLOW_REST |
デフォルトのY に設定すると、開発者はレポート・リージョンをRESTfulサービスとして公開できます。N に設定すると、許可されません。
|
APEX_BUILDER_AUTHENTICATION |
内部ビルダー・アプリケーションの認証スキームを制御します。有効なパラメータ値は次のとおりです。
|
APEX_REST_PATH_PREFIX |
APEXによって公開される組込みRESTfulサービスへのアクセスに使用するURIパス接頭辞を制御します。たとえば、#APP_IMAGES# トークンを使用して静的アプリケーション・ファイルを参照するための組込みRESTfulサービスがあります。デフォルトの接頭辞(r)がユーザー定義のRESTfulサービスと競合する場合、このプリファレンスを調整して競合を回避します。
|
APPLICATION_ACTIVITY_LOGGING |
アプリケーション・アクティビティ・ログのインスタンス全体の設定を制御します([A]常に使用、[N]使用しない、[U]アプリケーションの設定を使用)。 |
APPLICATION_ID_MAX |
Webシートまたはデータベース・アプリケーションの使用可能な最大ID。 |
APPLICATION_ID_MIN |
Webシートまたはデータベース・アプリケーションの使用可能な最小ID。 |
AUTOEXTEND_TABLESPACES |
デフォルトのY に設定すると、プロビジョニングされた表領域は最大サイズまで自動拡張します。N に設定すると、表領域は自動拡張しません。
|
BIGFILE_TABLESPACES_ENABLED |
Y に設定すると、APEXを介してプロビジョニングされる表領域は、ビッグファイル表領域として作成されます。N に設定すると、表領域は、スモールファイル表領域として作成されます。
|
CHECKSUM_HASH_FUNCTION |
URLチェックサム用の一方向ハッシュの作成に使用されるアルゴリズムを定義します。有効な値は、MD5 (非推奨)、SH1 (SHA-1)、SH256 (SHA-2、256ビット)、SH384 (SHA-2、384ビット)、SH512 (SHA-2、512ビット)およびnullです。SHA-2アルゴリズムは、Oracle Database Release 12g以上でのみ使用できます。null値は、使用可能な最もセキュアなアルゴリズムと評価され、デフォルトです。 |
CHECK_FOR_UPDATES |
N に設定すると、個々の開発者が指定したプリファレンスに関係なく、APEXおよびOracle REST Data Servicesの製品更新があるかどうかのチェックがインスタンス全体で無効になります。デフォルトはY です。
|
CLONE_SESSION_ENABLED |
Y (デフォルト)に設定すると、ユーザーはブラウザ内で複数のセッションを作成できます。
|
CONTENT_CACHE_MAX_FILE_SIZE |
ワークスペースごとのコンテンツ・キャッシュの個々のファイル・エントリ・サイズ制限。 |
CONTENT_CACHE_SIZE_TARGET |
ワークスペースごとのコンテンツ・キャッシュのターゲット・サイズ。 |
DB_SIGNATURE |
インストール時のデータベースのホスト/サービス名を設定します。これが異なる場合、たとえばクローン・データベースでは、電子メールの送信が失敗します。Null値(デフォルト)を指定すると、すべてのチェックが無効になります。 |
DEBUG_MESSAGE_PAGE_VIEW_LIMIT |
単一ページ・ビューのデバッグ・メッセージの最大数。デフォルトは50000 です。
|
DELETE_UPLOADED_FILES_AFTER_DAYS |
アプリケーション・エクスポート・ファイル、Webシート・エクスポート・ファイル、スプレッドシート・データ・ロード・ファイルなどのアップロードされたファイルは、この数字の日数を過ぎると自動的に削除されます。デフォルトは14 です。
|
DISABLE_ADMIN_LOGIN |
Y に設定すると、管理サービスは無効化されます。デフォルトのN に設定すると、無効化されません。
|
DISABLE_WORKSPACE_LOGIN |
Y に設定すると、ワークスペース・ログインは無効化されます。デフォルトのN に設定すると、ログインは無効化されません。
|
DISABLE_WS_PROV |
Y に設定すると、ワークスペースの作成は、電子メール通知経由で送信されたリクエストに対して無効化されます。デフォルトのN に設定すると、無効化されません。
|
EMAIL_IMAGES_URL |
APEXインスタンスのイメージ・ディレクトリへの完全なURLを指定します(イメージ・ディレクトリの後に末尾のスラッシュを含めます)。たとえば: この設定は、APEXシステムで生成された電子メールに使用されます。 |
EMAIL_INSTANCE_URL |
APEXインスタンスへのURLを指定します(データベース・アクセス記述子の後に末尾のスラッシュを含めます)。たとえば: この設定は、APEXシステムで生成された電子メールに使用されます。 |
ENABLE_LEGACY_WEB_ENTRY_POINTS |
Y に設定すると(デフォルトはN )、以前のバージョンのAPEXで使用されていたプロシージャをURL (HTMLDB_UTIL.% など)でコールできます。
|
ENABLE_TRANSACTIONAL_SQL |
Y に設定すると、トランザクションSQLコマンドがこのインスタンスに対して有効化されます。N (デフォルト)に設定すると、それらは有効化されません。
|
ENCRYPTED_TABLESPACES_ENABLED |
Y に設定すると、APEXを介してプロビジョニングされる表領域は、暗号化された表領域として作成されます。N に設定すると、表領域は暗号化されません。
|
ENV_BANNER_ENABLE |
デフォルトは
|
ENV_BANNER_LABEL |
環境バナーのラベルを定義します。 |
ENV_BANNER_COLOR |
環境バナーの色の色クラス名を定義します。accent-1、accent-2、accent-3などを使用します。最大16の色クラス。 |
ENV_BANNER_POS |
環境バナーの表示位置を定義します。オプション: LEFT またはTOP 。
|
EXPIRE_FND_USER_ACCOUNTS |
|
HEADER_AUTH_CALLBACK |
HTTPヘッダー・ベースの認証のコールバック・プロシージャ名。デフォルトはapex_authentication.callback です。
|
HTTP_ERROR_STATUS_ON_ERROR_PAGE_ENABLED
|
|
HTTP_RESPONSE_HEADERS |
改行(chr(10))で区切られた、httpレスポンス・ヘッダーのリスト。APEXでは、ページのレンダリング前にこれらのヘッダーが各リクエストに書き込まれます。ヘッダー内の置換文字列#CDN# は、APEXで認識されているコンテンツ配信ネットワークで置き換えられます。
|
HTTP_STS_MAX_AGE |
REQUIRE_HTTPS は、このパラメータが関連する場合、A に設定する必要があります。APEXでは、HTTP_STS_MAX_AGE が0 (ゼロ)より大きい値である場合に、HTTPSリクエストで、max-age=<value>を指定してStrict-Transport-Securityヘッダーが生成されます。リクエスト・プロトコルがHTTPの場合、リクエストを処理するかわりに、APEXによってHTTPS URLにリダイレクトされます。
|
IGNORED_FRIENDLY_URL_PARAMETERS |
簡易URLの解析時に無視されるパラメータ名のカンマ区切りリスト。デフォルトは次のとおりです。
|
INBOUND_PROXIES |
プロキシ・サーバー(これを介してリクエストが到達する)のIPアドレスのカンマ区切りリスト。 |
INSTANCE_PROXY |
すべてのアウトバウンドHTTPトラフィック用のプロキシ・サーバー。INSTANCE_PROXY を設定すると、アプリケーション固有のプロキシ・サーバー定義がオーバーライドされます。
|
INSTANCE_NO_PROXY_DOMAINS |
インスタンス・プロキシが使用されないドメイン名のカンマ区切りリスト。 |
INSTANCE_TABLESPACE |
指定する場合は、すべての新規ワークスペースのデータベース・ユーザーが使用する表領域。 |
KEEP_SESSIONS_ON_UPGRADE |
このフラグは、アプリケーションのアップグレードに影響します。デフォルトのN に設定すると、アプリケーションに関連付けられたセッションを削除します。Y に設定すると、セッションはそのままになります。
|
LOGIN_THROTTLE_DELAY |
ログイン失敗後の、時間の増加(秒単位)を決定するフラグ。 |
LOGIN_THROTTLE_METHODS |
このメソッドは、ログインの失敗数をカウントします。USERNAME_IP 、USERNAME, IP のコロン区切りのリストです。
|
LOGIN_MESSAGE |
ログイン・ページに表示されるテキスト。このテキストにはHTMLを含めることができます。 |
MAX_APPLICATION_BACKUPS |
アプリケーションごとに保持されるバックアップの最大数。デフォルトは25です。最大は30です。ゼロ(0)の場合、自動バックアップが無効になります。 |
MAX_DATA_EXPORT_IMAGES |
データのエクスポートやレポートのダウンロードに含める一意のイメージの最大数。 |
MAX_LOGIN_FAILURES |
許可されるログイン失敗の最大回数。 |
MAX_SESSION_IDLE_SEC |
内部アプリケーションをアイドルにできる秒数。 |
MAX_SESSION_IDLE_SEC |
内部アプリケーションをアイドルにできる秒数。 |
MAX_SESSION_LENGTH_SEC |
内部アプリケーションのセッションが存在できる秒数。 |
MAX_WEBSERVICE_REQUESTS |
各ワークスペースに対して許可されている外部へのWebサービス・リクエストの一定の24時間当たりの最大数。デフォルトは1000です。 |
PASSWORD_ALPHA_CHARACTERS |
パスワードの複雑性ルールに使用するアルファベット文字。アルファベット文字のデフォルトのリストは次のとおりです。
|
PASSWORD_HASH_FUNCTION |
ワークスペース・ユーザー・パスワード用の一方向ハッシュの作成に使用されるアルゴリズムを定義します。有効な値は、MD5 (非推奨)、SH1 (SHA-1)、SH256 (SHA-2、256ビット)、SH384 (SHA-2、384ビット)、SH512 (SHA-2、512ビット)およびnullです。SHA-2アルゴリズムは、Oracle Database Release 12g以上でのみ使用できます。null値は、使用可能な最もセキュアなアルゴリズムと評価され、デフォルトです。 |
PASSWORD_HASH_ITERATIONS |
PASSWORD_HASH_FUNCTION の反復数(デフォルトは10000)を定義します。
|
PASSWORD_HISTORY_DAYS |
以前使用したパスワードを同じユーザーが新しいパスワードとして再使用できないようにする日数を定義します。 |
PASSWORD_PUNCTUATION_CHARACTERS |
パスワードの複雑性ルールに使用する記号。記号のデフォルトのリストには、!"#$%&()``*+,-/:;<=>?_などがあります。 |
PASSWORD_NOT_LIKE_USERNAME |
Y (デフォルトはN )の場合、ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードには、ユーザー名を使用できません。
|
PASSWORD_NOT_LIKE_WORDS |
ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードで使用不可にする単語を、コロンで区切って入力します。これらの単語は、大/小文字のどの組合せでもパスワードに使用できません。 |
PASSWORD_NOT_LIKE_WS_NAME |
Y に設定した場合、ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードにワークスペース名を使用できません。
|
PASSWORD_ONE_ALPHA |
Y に設定した場合、ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードには、PASSWORD_ALPHA_CHARACTERS で指定したアルファベット文字を1つ以上使用する必要があります。
|
PASSWORD_ONE_LOWER_CASE |
Y に設定した場合、ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードには、小文字のアルファベット文字を1つ以上使用する必要があります。
|
PASSWORD_ONE_NUMERIC |
Y に設定した場合、ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードには、アラビア数字(0-9)を1つ以上使用する必要があります。
|
PASSWORD_ONE_PUNCTUATION |
Y に設定した場合、ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードには、PASSWORD_PUNCTUATION_CHARACTERS で指定した句読文字を1つ以上使用する必要があります。
|
PASSWORD_ONE_UPPER_CASE |
Y に設定した場合、ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードには、大文字のアルファベット文字を1つ以上使用する必要があります。
|
PATH_PREFIX |
ワークスペース内のRESTfulサービスへのアクセスに使用される一意のURIパス接頭辞。パス接頭辞のデフォルト値は、ワークスペースの名前です。 |
PLSQL_EDITING |
デフォルトのY に設定すると、SQLワークショップ・オブジェクト・ブラウザが有効化され、ユーザーはPL/SQLを編集およびコンパイルすることができます。N に設定すると、ユーザーは許可されません。
|
PRINT_BIB_LICENSED |
標準サポートまたは拡張サポートのいずれかを指定します。拡張サポートの場合は、Oracle BI Publisherの使用許諾が必要です。有効な値は次のとおりです。
|
PRINT_SVR_HOST |
プリント・サーバー変換エンジンのホスト・アドレス(localhost など)を指定します。プリント・サーバーが別の場所にインストールされている場合は、対応するホスト・アドレスを入力します。
|
PRINT_SVR_PORT |
プリント・サーバー・エンジンのポート(8888 など)を定義します。値は、正の整数である必要があります。
|
PRINT_SVR_PROTOCOL |
有効な値は次のとおりです。
|
PRINT_SVR_SCRIPT |
プリント・サーバー・エンジンのスクリプトを定義します。たとえば:
|
QOS_MAX_SESSION_KILL_TIMEOUT |
QOS_MAX_SESSION_REQUESTS に達した場合に、アクティブで古いセッションが存続できる秒数。LAST_CALL_ET がQOS_MAX_SESSION_KILL_TIMEOUT より大きい、最も古いデータベース・セッションが中断されます。
|
QOS_MAX_SESSION_REQUESTS |
このワークスペースに関連付けられた1つのセッションに許容された同時リクエストの数。 |
QOS_MAX_WORKSPACE_REQUESTS |
このワークスペースのセッションに許容された同時リクエストの数。 |
REQ_NEW_SCHEMA |
Y に設定すると、新しいワークスペース・リクエストに対する新しいスキーマのオプションが有効化されます。デフォルトのN に設定すると、オプションは無効化されます。
|
REQUIRE_HTTPS |
Application Expressインスタンス全体にHTTPSを強制する場合は、A に設定します。Application Expressの開発アプリケーションおよび管理アプリケーション内でHTTPSを強制する場合は、I に設定します。プロトコルがHTTPまたはHTTPSのいずれかである場合に、すべてのアプリケーションを使用できるようにするには、N に設定します。アプリケーション・スキームのCookieのSecure属性を設定すると、開発者もアプリケーション・レベルでHTTPSを強制できます。
|
REQUIRE_VERIFICATION_CODE |
Y に設定すると、検証コードが表示され、このコードは、他のユーザーが新しいワークスペースをリクエストするときに必要になります。デフォルトのN に設定すると、検証コードは必要ありません。
|
RESTRICT_RESPONSE_HEADERS |
Y またはnull (デフォルト)の場合、ページにサポートされていないHTTPレスポンス・ヘッダーが含まれていると、HTTP 500 が表示されます。これには、ステータス・コード301、308および410と、POSTリクエストのキャッシュ・ヘッダーが含まれます。
|
RESTFUL_SERVICES_ENABLED |
デフォルトのY に設定すると、RESTfulサービスの開発は有効化されます。N に設定すると、RESTfulサービスは有効化されません。
|
RESTRICT_IP_RANGE |
APEX開発環境および管理サービスへのアクセスを特定のIPアドレス範囲に制限するには、IPアドレスのカンマ区切りリストを入力します。必要に応じて、ワイルドカードとしてアスタリスク(* )を使用できますが、ワイルドカード文字の後に追加の数値を含めることはできません。たとえば、138.*.41.2 は有効な値ではありません。
|
RM_CONSUMER_GROUP |
設定すると、これはすべてのページ・イベントに使用されるリソース・マネージャ・コンシューマ・グループです。さらに特殊なグループをワークスペース・レベルで構成できます。 |
SAML_APEX_CERTIFICATE |
SAML認証: APEX側のプライマリ証明書。 |
SAML_APEX_CERTIFICATE2 |
(オプション) SAML認証: APEX側の代替証明書。 |
SAML_APEX_PRIVATE_KEY |
SAML認証: APEX側の秘密キー。 |
SAML_APEX_PRIVATE_KEY2 |
(オプション) SAML認証: APEX側の代替秘密キー。 |
SAML_ENABLED |
SAML認証: ワークスペース・アプリケーションでSAML認証を使用できる必要がある場合は、Y 。
|
SAML_IP_ISSUER |
SAML認証: アイデンティティ・プロバイダのメタデータからの発行者属性。 |
SAML_IP_SIGNING_CERTIFICATE |
SAML認証: アイデンティティ・プロバイダのメタデータからの証明書。 |
SAML_IP_SIGNING_CERTIFICATE2 |
(オプション) SAML認証: アイデンティティ・プロバイダのメタデータからの代替証明書。 |
SAML_SIGN_IN_URL |
SAML認証: アイデンティティ・プロバイダのサインインURL。 |
SAML_SIGN_OUT_URL |
(オプション) SAML認証: アイデンティティ・プロバイダのサイン・アウトURL。 |
SAML_SP_ISSUER |
SAML認証: APEXで送信されるissuer属性(デフォルトはコールバックURL)。 |
SAML_USERNAME_ATTRIBUTE |
SAML認証: ユーザーに関する追加属性を応答に含めることができます。設定した場合は、APEXで、その属性の値がユーザー名として使用されます(デフォルトでは、アサーション・サブジェクトのNameID 属性に設定されます)。
|
SERVICE_ADMIN_PASSWORD_MIN_LENGTH |
強力なパスワード・ルールが有効になっている(STRONG_SITE_ADMIN_PASSWORD を参照)場合に、インスタンス管理者、ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのApplication Expressアカウント用のパスワードの最小文字数を指定する正の整数または0 。
|
SERVICE_ADMIN_PASSWORD_NEW_DIFFERS_BY |
新旧パスワードに必要な差分の数を指定する正の整数または0 。パスワードが1文字ずつ比較され、各位置における差分が、差分の必要最低数を満たしているかどうかについて検証されます。この設定は、強力なパスワード・ルールが有効になっている(STRONG_SITE_ADMIN_PASSWORD を参照)場合に、インスタンス管理者、ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのAPEXアカウント用のアカウントに適用されます。
|
SERVICE_ADMIN_PASSWORD_ONE_ALPHA |
強力なパスワード・ルールが有効になっている(STRONG_SITE_ADMIN_PASSWORD を参照)場合に、Y に設定すると、ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードには、PASSWORD_ALPHA_CHARACTERS で指定したアルファベット文字を1つ以上使用する必要があります。
|
SERVICE_ADMIN_PASSWORD_ONE_NUMERIC |
強力なパスワード・ルールが有効になっている(STRONG_SITE_ADMIN_PASSWORD を参照)場合に、Y に設定すると、ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードには、アラビア数字(0-9 )を1つ以上使用する必要があります。
|
SERVICE_ADMIN_PASSWORD_ONE_PUNCTUATION
|
強力なパスワード・ルールが有効になっている(STRONG_SITE_ADMIN_PASSWORD を参照)場合に、Y に設定すると、ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードには、PASSWORD_PUNCTUATION_CHARACTERS で指定した句読文字を1つ以上使用する必要があります。
|
SERVICE_ADMIN_PASSWORD_ONE_UPPER_CASE
|
強力なパスワード・ルールが有効になっている(STRONG_SITE_ADMIN_PASSWORD を参照)場合に、Y に設定すると、ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードには、大文字のアルファベット文字を1つ以上使用する必要があります。
|
SERVICE_ADMIN_PASSWORD_ONE_LOWER_CASE |
強力なパスワード・ルールが有効になっている(STRONG_SITE_ADMIN_PASSWORD を参照)場合に、Y に設定すると、ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードには、小文字のアルファベット文字を1つ以上使用する必要があります。
|
SERVICE_ADMIN_PASSWORD_NOT_LIKE_USERNAME |
強力なパスワード・ルールが有効になっている(STRONG_SITE_ADMIN_PASSWORD を参照)場合に、Y にすると、ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードにユーザー名を使用できません。
|
SERVICE_ADMIN_PASSWORD_NOT_LIKE_WS_NAME |
強力なパスワード・ルールが有効になっている(STRONG_SITE_ADMIN_PASSWORD を参照)場合に、Y に設定すると、ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードにワークスペース名を使用できません。
|
SERVICE_ADMIN_PASSWORD_NOT_LIKE_WORDS |
強力なパスワード・ルールが有効になっている(STRONG_SITE_ADMIN_PASSWORD を参照)場合、ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードに使用できない単語をコロンで区切って入力します。これらの単語は、大/小文字のどの組合せでもパスワードに使用できません。
|
SERVICE_REQUEST_FLOW |
デフォルトのプロビジョニング・モードを決定します。デフォルトはMANUAL です。
|
SERVICE_REQUESTS_ENABLED |
デフォルトのY に設定すると、スキーマ、記憶域、終了に対するワークスペース・サービス・リクエストが有効化されます。N に設定すると、これらのリクエストは無効化されます。
|
SESSION_TIMEOUT_WARNING_SEC |
内部アプリケーションに対して警告が表示されるセッション・タイムアウトまでの秒数。 |
SMTP_FROM |
プロビジョニング・リクエストの承認やパスワードのリセットなど、電子メールを生成する管理タスクについて、送信元アドレスを定義します。 有効な電子メール・アドレスを入力します。たとえば:
|
SMTP_HOST_ADDRESS |
SMTPサーバーのサーバー・アドレスを定義します。別のサーバーをSMTPリレーとして使用する場合は、このパラメータをそのサーバーのアドレスに変更します。 デフォルト設定: |
SMTP_HOST_PORT |
メール・リクエスト用にSMTPサーバーが待機するポートを定義します。 デフォルト設定: |
SMTP_PASSWORD |
パラメータSMTP_USERNAME とともに、APEXがそれ自体をSMTPサーバーに対して認証するために必要なパスワードを定義します。
|
SMTP_TLS_MODE |
APEXでSMTPサーバーへの暗号化された接続を開くかどうかを定義します。暗号化は、データベース・バージョン11.2.0.2以降でのみサポートされます。以前のデータベースのバージョンでは、接続は暗号化されません。
|
SMTP_USERNAME |
APEXがそれ自体をSMTPサーバーに対して認証するために必要なユーザー名を定義します(デフォルトはnullです)。データーベース・バージョン11.2.0.2以降では、APEXは、認証にUTL_MAIL のAUTH プロシージャを使用します。このプロシージャはSMTPサーバーを使って認証モードをネゴシエートします。以前のデーターベース・バージョンでは、認証モードは常にAUTH LOGIN です。SMTP_USERNAME がnullの場合、認証は使用されません。
|
SOCIAL_AUTH_CALLBACK |
ソーシャル・サインインのコールバック・プロシージャ名。デフォルトはapex_authentication.callback です。
|
SQL_SCRIPT_MAX_OUTPUT_SIZE |
個々のスクリプト結果で使用可能な最大許容サイズ。デフォルトは200000 です。
|
SSO_LOGOUT_URL |
シングルサインオン・サーバーからのログアウトをトリガーするための、APEXによるリダイレクト先のURLを定義します。APEXによって 例: |
STRONG_SITE_ADMIN_PASSWORD |
Y (デフォルト)に設定すると、apex_admin パスワードは、デフォルトの一連の強力な複雑性ルールに準拠する必要があります。N に設定すると、パスワードは強力な複雑性ルールに従う必要はありません。
|
SYSTEM_DEBUG_LEVEL |
すべての着信リクエストのデフォルトのデバッグ・レベル(null、1から9)を定義します。SQL Plusスクリプトutilities/debug/d0.sql を使用すると、NULL (無効)とレベル9とを切り替えることができます。
|
SYSTEM_HELP_URL |
開発環境内の「ヘルプ」リンクからアクセスするヘルプおよびドキュメントの場所。デフォルトは、http://apex.oracle.com/doc41 です。
|
SYSTEM_MESSAGE |
開発環境のホームページに表示されるテキスト。このテキストにはHTMLを含めることができます。 |
TRACE_HEADER_NAME |
このパラメータにはHTTPリクエスト・ヘッダー名が含まれ、デフォルトはECID-CONTEXT です。名前は大文字である必要があります。APEXにより、HTTPヘッダー値がアクティビティ・ログのECID列に書き込まれます。
|
TRACING_ENABLED |
|
USERNAME_VALIDATION |
ビルダー認証スキームがAPEXでない場合に、ユーザー名の検証に使用する正規表現。デフォルトは次のとおりです。
|
WALLET_PATH |
ファイル・システムでのウォレットへのパス。たとえば:
|
WALLET_PWD |
ウォレットに関連付けられているパスワード。自動ログイン・ウォレットには空またはnullの値を使用してください。 |
WEBSERVICE_LOGGING |
Webサービス・アクティビティ・ログのインスタンス全体の設定を制御します。A 、N またはU (常時、なし、ワークスペース設定を使用)。
|
WORKSPACE_EMAIL_MAXIMUM |
24時間以内に、APEX_MAIL を使用して送信できるワークスペース当たりの電子メールの最大数。デフォルトは1000 です。
|
WORKSPACE_MAX_FILE_BYTES |
ワークスペースにアップロードされるファイルの最大バイト数。ワークスペース・レベルの設定により、インスタンス・レベルの設定はオーバーライドされます。 |
WORKSPACE_MAX_OUTPUT_SIZE |
スクリプト結果に割り当てられる最大領域。デフォルトは2000000 です。
|
WORKSPACE_NAME_USER_COOKIE |
Y またはnull (デフォルト)に設定した場合、APEXにより、ログイン時および言語選択時にワークスペース名とユーザー名の永続Cookieが送信されます。N の場合、Cookieは送信されません。
|
WORKSPACE_PROVISION_DEMO_OBJECTS |
デフォルトのY に設定すると、デモンストレーション・アプリケーションおよびデーターベース・オブジェクトが新しいワークスペースに作成されます。N に設定すると、これらは現在のワークスペースに作成されません。
|
WORKSPACE_TEAM_DEV_FILES_YN |
Y (デフォルト)に設定すると、新しいワークスペースでチーム開発へのファイルのアップロードが許可されます。N に設定すると、新しいワークスペースでチーム開発へのファイルのアップロードが許可されず、feature 、bug およびfeedback 添付のアップロード機能が無効になります。
|
WORKSPACE_TEAM_DEV_FS_LIMIT |
チーム開発ファイル(feature、bugおよびfeedbackの添付)のアップロード・ファイル当たりの最大サイズ。デフォルト値は15728640 (15MB)です。使用可能なすべてのオプションを次に示します。
|
参照:
- Oracle APEX管理ガイドのランタイム環境の電子メールの構成
- Oracle APEX管理者ガイドのウォレット情報の構成
- Oracle APEX管理ガイドのインスタンスのレポート出力の構成
- Oracle APEX管理ガイドのワークスペースとアプリケーションの管理
親トピック: APEX_INSTANCE_ADMIN