21.1 GET_APPLICATIONファンクション

このファンクションは、指定されたアプリケーションをエクスポートします。オプションで、アプリケーション定義を複数のファイルに分割します。オプションのp_with_% parametersを使用して、エクスポートに追加情報を含めることができます。

構文

FUNCTION GET_APPLICATION (
     p_application_id          IN NUMBER,
     p_type                    IN t_export_type       DEFAULT c_type_application_source,
     p_split                   IN BOOLEAN             DEFAULT FALSE,
     p_with_date               IN BOOLEAN             DEFAULT FALSE,
     p_with_ir_public_reports  IN BOOLEAN             DEFAULT FALSE,
     p_with_ir_private_reports IN BOOLEAN             DEFAULT FALSE,
     p_with_ir_notifications   IN BOOLEAN             DEFAULT FALSE,
     p_with_translations       IN BOOLEAN             DEFAULT FALSE,
     p_with_pkg_app_mapping    IN BOOLEAN             DEFAULT FALSE,
     p_with_original_ids       IN BOOLEAN             DEFAULT FALSE,
     p_with_no_subscriptions   IN BOOLEAN             DEFAULT FALSE,
     p_with_comments           IN BOOLEAN             DEFAULT FALSE,
     p_with_supporting_objects IN VARCHAR2            DEFAULT NULL,
     p_with_acl_assignments    IN BOOLEAN             DEFAULT FALSE,  
     p_components              IN apex_t_varchar2     DEFAULT NULL )
     RETURN apex_t_export_files;

パラメータ

表21-1 GET_APPLICATIONファンクションのパラメータ

パラメータ 説明
p_application_id アプリケーションID。
p_split trueの場合、定義を個別の要素に分割して、各要素を個別のファイルに格納できます。falseの場合、結果は単一のファイルです。
p_type 実行するエクスポートのタイプは次のとおりです。
  • APPLICATION_SOURCE: 渡された他のパラメータを使用してAPEXアプリケーションをエクスポートします。
  • EMBEDDED_CODE: SQL、PL/SQL、Javascriptなどのコードをエクスポートします。EMBEDDED_CODEが選択されている場合、APEXは他のすべてのオプションを無視します。
  • CHECKSUM-SH1: IDに関係ない、様々なインスタンスおよびワークスペースにわたり比較できる、SHA1チェックサムをエクスポートします。
  • CHECKSUM-SH1: IDに関係ない、様々なインスタンスおよびワークスペースにわたり比較できる、SHA-256チェックサムをエクスポートします。
p_with_date trueの場合、結果にエクスポートの日時を含めます。
p_with_public_reports trueの場合、ユーザーが保存したパブリック・レポートを含めます。
p_with_private_reports trueの場合、ユーザーが保存したプライベート・レポートを含めます。
p_with_notifications trueの場合、レポート通知を含めます。
p_with_translations trueの場合、アプリケーション翻訳のマッピングおよび翻訳リポジトリのすべてのテキストを含めます。
p_with_pkg_app_mapping trueの場合、インストール済のパッケージ・アプリケーションをパッケージ・アプリケーション定義への参照とともにエクスポートします。falseの場合、通常のアプリケーションとしてエクスポートします。
p_with_original_ids trueの場合、アプリケーションをインポートしたときのIDのままでエクスポートします。
p_with_no_subscriptions falseの場合、コンポーネントにはサブスクリプション参照が含まれます。
p_with_comments trueの場合、開発者コメントを含めます。
p_with_supporting_objects Yの場合、サポートされているオブジェクトをエクスポートします。Iの場合、インポート時に自動的にインストールします。Nの場合、サポートされているオブジェクトをエクスポートしません。NULLの場合、アプリケーションの「エクスポートに含める」デプロイ値が使用されます。
p_with_acl_assignments trueの場合、ACLユーザー・ロール割当てをエクスポートします。
p_components null以外の場合は、指定されたコンポーネントのみをエクスポートします(配列要素は、PAGE:42MESSAGE:12345など、type:nameの形式である必要があります)。

エクスポート可能なコンポーネントについては、ビューAPEX_APPL_EXPORT_COMPSを参照してください。

戻り値

apex_t_export_fileの表。コール元がp_split=>trueをファンクションに渡す場合を除き、結果は単一のファイルになります。

このsqlplusコード・フラグメントは、アプリケーション100の定義をファイルf100.sqlにスプールします。

variable name varchar2(255)
variable contents clob
declare
   l_files apex_t_export_files;
begin
   l_files := apex_export.get_application(p_application_id => 100);
   :name := l_files(1).name;
   :contents := l_files(1).contents;
end;
/
set feed off echo off head off flush off termout off trimspool on
set long 100000000 longchunksize 32767
col name new_val name
select :name name from sys.dual;
spool &name.
print contents
spool off