10.4.3 アプリケーションの作成ウィザードを使用したマップの作成

アプリケーションの作成ウィザードを実行して、マップ・ページを含む新しいアプリケーションを作成します。

ヒント:

アプリケーションの作成ウィザードは、ローカル・データベースで作成されたマップのみをサポートします。外部データ・ソースに基づいてマップを作成するには、ページの作成ウィザードを使用するか、ページ・デザイナでマップ・リージョンを追加します。新しいページへのマップの追加およびページ・デザイナでのマップ・リージョンの追加を参照してください。

アプリケーションの作成ウィザードを使用してマップを作成するには:

  1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  2. 作成」ボタンをクリックします。
  3. 「新規アプリケーション」をクリックします。
  4. 「名前」で、開発者がアプリケーションを識別するための名前を入力します。
  5. 「外観」で、デフォルトのテーマ・スタイルおよびメニュー・レイアウト(「Vita」、「サイド・メニュー」)をそのまま使用するか、「外観」フィールドの横にある「外観の設定」アイコンをクリックして変更します。
  6. 「ページ」で、次のステップを実行します。
    1. 「ページの追加」をクリックします。
    2. 「マップ」を選択します。
  7. 「マップ・ページの作成」で、次を実行します。
    1. ページ名: このページの名前を入力します。
    2. アイコンの設定: このページのナビゲーション・メニューに表示するアイコンを選択します。
    3. 表 - マップを作成する表を選択します。
    4. 空間ジオメトリ・レイヤーのタイプを選択します。オプションは次のとおりです。
      • ポイント - ポイント(たとえば顧客所在地や仕入先事業所)がマーカーとして表示されます。マーカーの形状と色は構成できます。

      • - 道路や小道のような地物を表します。ストローク・スタイルと色は構成できます。

      • ポリゴン - 区画、州、国などの領域を表します。ストロークと塗りつぶしのスタイルと色は構成できます。

      • ヒート・マップ - ポイント密度の視覚化に使用します。クラスタ化されたポイントが多いほど、色が濃くなります。このオプションを使用して、人口またはインシデントの空間分布を視覚化します。

      • 押出しポリゴン - 3次元の押し出しオブジェクトとして表示します。3 Dオブジェクトの高さは、列値を視覚化します。

    5. ジオメトリ列タイプ - 空間オブジェクトが取得される方法を選択します。オプションは次のとおりです。
      • ジオメトリ列 - サポートされるデータ型はSDO_GEOMETRYVARCHAR2またはCLOB

        VARCHAR2列とCLOB列には、GeoJSON形式のジオメトリ情報が含まれている必要があります。

      • 2つの数値列 - これらの列には経度と緯度の値が含まれている必要があります。このオプションは、ポイントおよびヒート・マップ・レイヤーにのみ適用されます。

    6. この後に表示される内容は、選択した空間オブジェクト(またはジオメトリ)と「ジオメトリ・タイプ」に応じて異なります。該当する列を選択します。
    7. 詳細: 「詳細」を展開して、次のオプションを構成します。
      • ホームページとして設定: このページをアプリケーションのホームページにします。

      • 管理ページとして設定: 有効にすると、「管理」の下にこのページが表示されるようになります。

      • ページのヘルプ: ユーザーが「ページのヘルプ」を選択したときに表示するテキストを入力します。

    8. 「ページの追加」をクリックします。
  8. 機能: アプリケーションに含める機能を選択します。「機能」は、アプリケーション・レベルの機能を提供し、アプリケーションごとに1回のみ追加できます。さらに学習するには、「機能」の横にある「ヘルプ」アイコンをクリックします。
  9. 設定: このアプリケーションの生成に使用する設定を指定します。属性についてさらに学習するには、「設定」の横にある「ヘルプ」アイコンをクリックします。
  10. 「アプリケーションの作成」をクリックします。
    アプリケーションのホームページが表示されます。
  11. 「アプリケーションの実行」をクリックして、マップを表示します。