9.2.1.1 ahfctl setsmtp

ahfctl setsmtpコマンドを使用して、SMTPメール構成パラメータを設定します。

構文

ahfctl setsmtp 
[-h] 
[-debug] 
[-all] 
[-host HOST] 
[-user USER] 
[-password] 
[-from FROM] 
[-to TO] 
[-port PORT] 
[-cc CC] 
[-bcc BCC] 
[-ssl SSL] 
[-auth AUTH]

パラメータ

表9-2 ahfctl setsmtpコマンドのパラメータ

パラメータ	説明
-debug	デバッグを有効にするには、-debugオプションを指定します。
-all	すべてのsmtpパラメータを設定するように指定します。
-host HOST	SMTPサーバーの名前(smtphostnameなど)を指定します。
-user USER	SMTPユーザーの名前(smtpuserなど)を指定します。
-password	SMTPユーザーのパスワードを指定します。
-from FROM	送信者の電子メール・アドレスを指定します。
-to TO	受信者の電子メール・アドレスを指定します。
-port PORT	SMTPサーバーのポート(44など)を指定します。
-cc CC	CC電子メール・アドレスを指定します。
-bcc BCC	BCC電子メール・アドレスを指定します。
-ssl SSL	SSLを有効にするにはtrueを指定し、SSLを無効にするにはfalseを指定します。デフォルト: false。
-auth AUTH	SMTP認証を有効にするにはtrueを指定し、SMTP認証を無効にするにはfalseを指定します。デフォルト: false。

例9-1 ahfctl setsmtp

すべてのSMTPパラメータを設定するには:

ahfctl setsmtp -user smtpuser -from [e-mail] -to [e-mail] -port 24 -password

to電子メール・アドレスのみを設定するには:

ahfctl setsmtp -to [e-mail]

「Parameter smtp.to is already set」メッセージが表示された場合は、unsetsmtpコマンドを実行して既存のsmtp.to構成をクリアし、setsmtpコマンドを実行してsmtp.toを新規に構成します。

ahfctl setsmtp -to <email@id>
Parameter smtp.to is already set

ahfctl unsetsmtp -to
Unset SMTP parameters completed successfully.

ahfctl setsmtp -to <email>
Set SMTP parameters completed successfully.