9.1.1 Oracle Autonomous Health Frameworkのインストール・コマンドライン・オプション
インストールをカスタマイズするためにOracle Autonomous Health Frameworkインストーラ・スクリプトに指定できるオプションについて理解します。
Oracle Autonomous Health Frameworkインストーラ・スクリプト:
- インストール・パラメータを指定していない場合は、インタビュー・プロセスを実行します。
/oracle.ahf
が存在しない場合は、-ahf_loc
に追加します。/oracle.ahf/data
が存在しない場合は、-data_dir
に追加します。- ログを
/tmp/ahf_install_timestamp.log
ファイル(たとえば、/tmp/ahf_install_9263_2018_09_25-07_55_52.log
)に書き込みます。
構文
ahf_setup
[-ahf_loc AHF Location]
[-data_dir AHF Repository]
[-nodes node1,node2]
[-extract[orachk|exachk|-notfasetup]]
[-force]
[-local]
[-silent]
[-tmp_loc directory]
[-debug [-level 1-6]]
パラメータ
表9-1 ahf_setupコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
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インストール・ディレクトリを指定します。このオプションを試行する前に、このディレクトリが存在していることを確認してください。 |
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Oracle Autonomous Health Frameworkがすべての収集やメタデータなどを格納するデータ・ディレクトリを指定します。このオプションを試行する前に、このディレクトリが存在していることを確認してください。 |
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デフォルトでは、Oracle Autonomous Health Frameworkは、すべてのクラスタ・ノードにインストールされます。AHFをインストールするノードのカンマ区切りリストを指定します。 |
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インストーラからファイルを抽出します。このオプションは、root以外のユーザーのデフォルトです。 -notfasetup オプションを指定すると、Oracle Trace File Analyzerの抽出のみを行い、構成を行いません。
ノート:
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-force オプションは、コンプライアンス・タイプorachk またはexachk と-extract オプションを指定した場合にのみ適用可能です。それ以外の場合、インストーラ・スクリプトは-force オプションを無視します。
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ローカル・ノードにのみインストールします。 |
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このオプションをOracle Autonomous Health Frameworkインストーラ・スクリプトに使用すると、インストールの質問が表示されません。
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Oracle Autonomous Health Frameworkインストーラ・スクリプトの一時的な場所を指定して、インストール・アーカイブを抽出します。このオプションを試行する前に、このディレクトリが存在していることを確認してください。 デフォルトは |
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Perlバイナリのカスタムの場所を指定します。 |
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Oracle Autonomous Health Frameworkインストーラ・スクリプトをデバッグします。 |
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Oracle Autonomous Health Frameworkインストールのデバッグ・レベルを指定します。デフォルトは
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データ・ディレクトリの場所の理解
-data_dir
オプションを使用してOracle Autonomous Health Frameworkをインストールする場合、インストーラ・スクリプトは指定された場所を使用します。インストーラ・スクリプトは指定されたデータ・ディレクトリを作成しないため、-data_dir
オプションを試行する前に、このディレクトリが存在することを確認します。新しいデータ・ディレクトリは、現在のOracle Trace File Analyzerのインストール場所の下、または別のディレクトリの下に指定できます。-silent
オプションを使用してOracle Autonomous Health Frameworkをインストールする場合は、必ず-data_dir
オプションを使用してください。そうしないと、インストーラ・スクリプトは失敗します。-data_dir
オプションを指定せずにOracle Autonomous Health Frameworkをインストールする場合、インストーラ・スクリプトは使用可能なオプションをすべてリストします。- 空き領域が5 GBを超える場合は、Oracle Autonomous Health Frameworkのインストール場所(
-ahf_loc
) - Oracle Grid Infrastructureホーム外部にインストールされる場合は、Oracle Trace File Analyzerリポジトリ
- Oracle Grid Infrastructureベースの1レベル上のディレクトリ
- 別のディレクトリを入力するオプション
- 空き領域が5 GBを超える場合は、Oracle Autonomous Health Frameworkのインストール場所(
-
-silent
オプションを使用せず、–ahf_loc
と–data_dir
を指定しない場合、インストーラ・スクリプトは確認のためにデフォルトのオプションを表示します。たとえば:# /tmp/ahf_setup -nodes node1 AHF Installation Log : /tmp/ahf_install_15992_2019_10_10-08_07_38.log Starting Autonomous Health Framework (AHF) Installation AHF Version: 193000 Build Date: 201910100757 Default AHF Location : /opt/oracle.ahf Do you want to update default AHF Location ? Y|[N] : AHF Location : /opt/oracle.ahf Choose Data Directory from below options : 1. /u01/app [Free Space : 6742 MB] 2. Enter a different Location Choose Option [1 - 2] : 1 AHF Data Directory : /u01/app/oracle.ahf/data Do you want to add AHF Notification Email IDs ? [Y]|N : n Extracting AHF to /opt/oracle.ahf
親トピック: インストーラ・スクリプトの実行