9.6.4 oclumon manage

oclumon manageコマンドを使用して、システム監視サービスから構成情報を表示し、変更します。

構文

oclumon manage -repos {{changeretentiontime time} | {changerepossize memory_size}} | -get {key1 [key2 ...] | alllogger [-details] | mylogger [-details]}

パラメータ

表9-146 oclumon manageコマンドのパラメータ

パラメータ 説明

-repos {{changeretentiontime time} | {changerepossize memory_size}}

次のクラスタ状態モニターのリポジトリ関連オプションを指定するには、-reposフラグが必要です:

  • changeretentiontime time: このオプションを使用して、特定の期間に蓄積できるクラスタ状態モニター・データ量を保持するために十分な表領域があることを確認します。

    ノート: このオプションでは、保存時間は変更されません

  • changerepossize memory_size: このオプションを使用して、クラスタ状態モニター・リポジトリの容量制限を指定のMB数に変更します

    注意: クラスタ状態モニター・リポジトリの容量制限を小さくした場合、サイズの変更操作の前に収集したすべてのデータは完全に削除されます。

-get key1 [key2 ...]

このオプションを使用して、クラスタ状態モニター・リポジトリ情報を次のキーワードで取得します:

  • repsize: クラスタ状態モニター・リポジトリのサイズ(秒)
  • reppath: クラスタ状態モニター・リポジトリへのディレクトリ・パス
  • master: 親ノードの名前
  • alllogger: クラスタ・ログ出力サービスが実行されているすべてのノードのリストを取得するための特殊キー
  • mylogger: 現在のノードで稼働しているクラスタ・ログ出力サービスが実行されているノードを取得するための特殊キー
  • -details: このオプションをallloggerおよびmyloggerとともに使用して、クラスタ・ログ出力サービスが稼働しているノードをリストします

-getフラグの後に、スペース区切りリストで任意の数のキーワードを指定できます。

-h

oclumon manageコマンドのオンライン・ヘルプを表示します

使用上のノート

  • ローカル・システム監視サービスを実行して、クラスタ状態モニター・リポジトリの保存時間を変更する必要があります。

  • クラスタ・ログ出力サービスを実行して、クラスタ状態モニター・リポジトリの保存時間を変更する必要があります。

例9-127 oclumon manage

次の例では、コマンドとサンプル出力を示します:
$ oclumon manage -get MASTER
Master = node1
$ oclumon manage -get alllogger -details
Logger = node1
Nodes = node1,node2
$ oclumon manage -repos changeretentiontime 86400
$ oclumon manage -repos changerepossize 6000