1.4.2 グラフ・サーバー(PGX)の構成

グラフ・サーバー(PGX)構成ファイルで、サーバー証明書へのパスとサーバーの秘密キーをPEM形式で指定する必要があります。

ノート:

Webアプリケーションのダウンロード・パッケージを使用してグラフ・サーバーをWebサーバーにデプロイする場合、このセクションは適用されません。TLSの構成方法の詳細は、Webサーバーのマニュアルを参照してください。
  1. /etc/oracle/graph/server.confでファイルを編集し、次のように、サーバー証明書へのパスおよびサーバーの秘密キーをPEM形式で指定します。
    {
      "port": 7007,
      "enable_tls": true,
      "server_private_key": "/etc/oracle/graph/server_key.pem",
      "server_cert": "/etc/oracle/graph/server_certificate.pem",
      "enable_client_authentication": false,
      "working_dir": "/opt/oracle/graph/pgx/tmp_data"
    }
  2. グラフ・サーバーを再起動します。

    ノート:

    • 組織によって信頼されている認証局(CA)によって発行された証明書を使用する必要があります。CA証明書がない場合は、一時的に自己署名証明書を作成して開始できます。
    • 組織によって信頼されている有効な証明書を常に使用してください。本番環境では、自己署名証明書の使用はお薦めしません。