A ORDS構成ファイルのSODAエントリ
Oracle REST Data Services (ORDS)構成ファイルdefault.xml
で<entry>
要素を使用して、SODA for RESTの動作を構成します。
構成ファイルdefault.xml
で、次のように<entry>
要素を指定します。この特定のエントリは、構成パラメータsoda.maxLimit
に値1000
を指定します。
<entry key="soda.maxLimit">1000</entry>
次に、SODAの動作に影響するentry
属性key
の値を示します。
-
soda.maxLimit
(デフォルト:1000
) - コレクション内のすべてのドキュメントをリストするとき、または例による問合せ(QBE)を使用して一度に返すことができるレコードの最大数。この制限は、REST HTTP操作で使用される
limit
パラメータ値より優先されます。たとえば、あるコレクション内のドキュメントをリストするために指定されたGET collection
操作において、soda.maxLimit
が1000
で、パラメータlimit
の値が2000
の場合、最大1000個のドキュメントがリストされます。 -
soda.defaultLimit
(デフォルト:100
) — コレクション内のすべてのドキュメントをリストするとき、または例による問合せ(QBE)を使用して一度に返すデフォルトのレコード数。この制限は、
soda.maxLimit
によってオーバーライドされます。 -
soda.cachingEnabled
(デフォルト:"false"
) — コレクション・メタデータのキャッシュを有効化("true"
)するか無効化("false"
)するか。キャッシュは、コレクションを開くときにラウンドトリップを回避することでパフォーマンスを向上させることができます。本番システムの場合、これを"true"
に設定することをお薦めします。ノート:
キャッシュが有効で、コレクションを削除してから再作成する場合、ORDSを停止してから再起動することをお薦めします。そうしないと、コレクション・キャッシュで失効したエントリが保持され、SODA操作によってエラーが発生したり、予測できない結果が返される可能性があります。このため、
"true"
値は、コレクションが削除および再作成されていない本番システムにのみお薦めします。 -
soda.disableDropCollection
(デフォルト:"false"
) — コレクション削除を無効化("true"
)するか有効化("false"
)するか。無効(属性値"true"
)の場合、コレクションを削除しようとするとエラーが発生します。
関連項目:
SODA for REST構成パラメータの詳細は、Oracle REST Data Servicesインストレーション、構成および開発ガイドの構成可能パラメータの理解を参照してください