Oracle Analytics Server用のMicrosoft SQL Serverデータベースの構成

Microsoft SQL ServerデータベースにOracle Analytics Serverスキーマをインストールした場合は、SQL Serverエージェントの自動起動を構成し、エージェントが機能していることを確認する必要があります。

Windowsオペレーティング・システムでSQL Serverエージェントを有効にするには、次のステップを実行します。
  1. 「スタート」メニューで、「プログラム」→「SQL Server 2019」「Configuration Tools」に移動し、「SQL Server Configuration Manager」をクリックします。

  2. 「+」をクリックして、サービスを管理するSQL Serverを展開します。

  3. 「SQL Server Agent」を右クリックして、「Properties」をクリックします。

    デフォルト・インスタンスの場合、SQL Serverエージェント・サービスは「SQL Server Agent」と表示され、名前付きインスタンスの場合、SQL Serverエージェント・サービスは「SQL Server Agent (インスタンス名)」と表示されます。

  4. 「SQL Server Agent」ダイアログ・ボックスの「Service」タブで、「Start Mode」リストから「Automatic」を選択し、「OK」をクリックしてウィンドウを閉じます。

    この設定により、システムの再起動時にSQL Serverエージェントが自動的に起動されます。

  5. 「SQL Server Agent」を右クリックして、「Start」をクリックします。

  6. 「User Account Control」ダイアログ・ボックスで、「Yes」をクリックして確定します。

Linuxオペレーティング・システムでは、次のコマンドを実行してSQL Serverエージェントを有効にし、SQL Serverサービスを再起動します。
  1. sudo /opt/mssql/bin/mssql-conf set sqlagent.enabled true

  2. sudo systemctl restart mssql-server

    別の方法として、コマンドrestart mssql dockerを使用して、SQL Serverサービスを再起動できます。