- Oracle Analyticsサーバーへの移行およびアップグレード
- スケールアウトされたシステムのアップグレード
- アップグレード前の準備状況チェックの実行
- アップグレード・アシスタントでの準備状況チェックの実行
アップグレード・アシスタントでの準備状況チェックの実行
アップグレード・アシスタントの各画面を移動して、アップグレード前の準備状況チェックを完了します。
- 「ようこそ」画面で、準備状況チェックに関する情報を確認します。「次」をクリックします。
- 「準備状況チェック・タイプ」画面で、実行する準備状況チェックを選択します。
- 「個別に選択されたスキーマ」: アップグレード前に確認するスキーマを個別に選択できます。準備状況チェックにより、スキーマがアップグレードに対してサポートされているか、またはアップグレードが必要な箇所が報告されます。
このオプションを選択すると、画面名が「選択したスキーマ」に変更されます。
- 「ドメイン・ベース」: Upgrade Assistantは、「ドメイン・ディレクトリ」フィールドで指定されたドメイン内で、アップグレード可能なスキーマまたはコンポーネントのすべてを検出して選択するようになります。
このオプションを選択すると、画面名が「スキーマおよび構成」に変更されます。
アップグレード・アシスタントですべてのスキーマおよびコンポーネント構成を同時に確認する場合は、デフォルトの選択のままにし、それ以外の場合は特定のオプションを選択します。-
「すべてのスキーマのチェックを含める」: アップグレードに対応したコンポーネントをすべて検出して確認します。
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「すべての構成のチェックを含める」: 管理対象WebLogic Serverドメインのコンポーネント構成を確認します。
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「次」をクリックします。
- 「個別に選択されたスキーマ」: アップグレード前に確認するスキーマを個別に選択できます。準備状況チェックにより、スキーマがアップグレードに対してサポートされているか、またはアップグレードが必要な箇所が報告されます。
- 「個別に選択されたスキーマ」を選択した場合: 「使用可能なコンポーネント」画面で、アップグレードに対応可能なスキーマを持つコンポーネントを選択して、準備状況チェックの実行対象にします。「ドメイン・ベース」を選択した場合: 「コンポーネント・リスト」画面で、準備状況チェックを実行するドメインに存在するコンポーネントのリストを確認します。依存コンポーネントを持つコンポーネントを選択した場合、それらのコンポーネントは自動的に選択されます。たとえば、Oracle Platform Security Servicesを選択した場合、Oracle Audit Servicesは自動的に選択されます。
選択したコンポーネントに応じて、追加の画面が表示される場合があります。たとえば、次のような作業が必要になることがあります。
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ドメイン・ディレクトリを指定します。
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選択したスキーマに接続するために、次のスキーマ資格証明を指定します: 「データベース・タイプ」、「DBAユーザー名」および「DBAパスワード」。次に、「接続」をクリックします。
ノート:
Oracle Databaseがデフォルトのデータベース・タイプです。続行する前に、正しいデータベース・タイプを選択したことを確認してください。間違ったデータベース・タイプを選択したことがわかった場合、正しいタイプに変更するためにこの画面に戻らないでください。かわりに、アップグレード・アシスタントを閉じて、正しいデータベース・タイプを選択して準備状況チェックを再起動し、正しいデータベース・タイプがすべてのスキーマに適用されることを確認してください。 -
「スキーマ・ユーザー名」オプションを選択して、「スキーマ・パスワード」を指定します。
ノート:
Upgrade Assistantでは、デフォルトの資格証明が自動的に有効になります。接続できない場合、スキーマの資格証明を手動で入力し、続行します。
「次」をクリックして、準備状況チェックを開始します。 -
- 「準備状況サマリー」画面で、選択内容に基づいて実行される準備状況チェックのサマリーを確認します。選択内容を保存して、今後、レスポンス(サイレンス)モードでUpgrade Assistantを再実行する場合は、「レスポンス・ファイルの保存」をクリックして、レスポンス・ファイルの場所と名前を指定します。サイレント・アップグレードは、アップグレード・アシスタント・とまったく同じ機能を実行しますが、データを手動で再入力する必要はありません。詳細レポートを表示するには、「ログの表示」をクリックします。「次」をクリックします。
- 「準備状況チェック」画面で、準備状況チェックのステータスを確認します。 プロセスは数分かかる場合があります。複数のコンポーネントを確認している場合、各コンポーネントの進行状況が固有の進捗バーに並行して表示されます。準備状況チェックが完了したら、「続行」をクリックします。
- 「準備状況の終了」画面で、準備状況チェックの結果(「準備状況成功」または「準備状況失敗」)を確認します。
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準備状況チェックが成功した場合は、「準備状況レポートの表示」をクリックして完全なレポートを確認します。準備状況チェックが成功した場合でも、実際のアップグレードを実行する前に準備状況レポートを確認することをお薦めします。「検索」オプションは、レポート内の特定の語句を検索する際に使用します。また、このレポートには、完成した準備状況チェック・レポート・ファイルが格納されている場所も示されます。
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準備状況チェックで問題またはエラーが発生した場合、「ログの表示」をクリックして、ログ・ファイルを確認して問題を特定し、問題を修正してから、準備状況チェックを再開してください。ログ・ファイルは、設定したコマンドライン・オプションにより管理されます。
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親トピック: アップグレード前の準備状況チェックの実行