デフォルトの組込みOracle WebLogic Server LDAPアイデンティティ・ストアの高可用性の有効化

この手順を使用して、デフォルトのWebLogic LDAPアイデンティティ・ストアの使用時にクラスタ環境で高可用性を実現します。

クラスタ環境で、デフォルトの組込みOracle WebLogic Server LDAPアイデンティティ・ストアの高可用性を有効にするようにvirtualize属性を構成します。virtualize属性値をtrueに設定すると、Oracle Analytics Serverプロセスは、デフォルトの組込みOracle WebLogic Server LDAPアイデンティティ・ストアのローカル・コピーに対する検索を認証して実行できるローカルの管理対象サーバーを参照します。

プロパティ名virtualizeには小文字を使用します。プロパティ名OPTIMIZE_SEARCHには大文字を使用します。

  1. Fusion Middleware Controlにログインします。
  2. ナビゲーション・ペインから「WebLogicドメイン」フォルダを展開し、「bi」を選択します。
  3. 「bi」を右クリックして「セキュリティ」、「セキュリティ・プロバイダ構成」の順に選択し、「セキュリティ・プロバイダ構成」ページを表示します。
  4. 「セキュリティ・ストア・プロバイダ」および「アイデンティティ・ストア・プロバイダ」領域を展開し、「構成」をクリックして、「アイデンティティ・ストア構成」ページを表示します。
  5. 「カスタム・プロパティ」領域で「追加」オプションを使用し、次のカスタム・プロパティを追加します。
    • プロパティName=virtualize Value=true

    • プロパティName=OPTIMIZE_SEARCH Value=true

  6. 変更を保存する場合は、「OK」をクリックします。
  7. 管理サーバー、管理対象サーバーおよびOracle Analytics Serverコンポーネントを再起動します。