ビジュアライゼーションの問題のトラブルシューティング

ここでは、ビジュアライゼーションの操作時に発生する可能性がある一般的な問題と、その解決方法について説明します。

ワークブックをインポートするときに、異常が発生したというエラーが表示され、.dvaファイルをインポートできません

このメッセージが表示されるのは、インポートしようとしている接続と同じ名前を持つ接続を1つ以上のデータ・ソースが使用しているためです。これらのデータ・ソースを削除してください。

ワークブックをインポートするときに、ワークブック、データ・ソースまたは接続がすでに存在するというエラーが表示されます

ワークブックをインポートしようとするときに、次のエラー・メッセージが表示される場合があります。

「インポートしようとしている対象と同じ名前を持つワークブック、データ・ソースまたは接続がすでにあります。インポートを続行し、既存のコンテンツを置き換えますか。」

このエラー・メッセージが表示されるのは、ワークブック.とともにエクスポートされた1つ以上のコンポーネントがすでにシステムにあるためです。ワークブックがエクスポートされて出力されると、ワークブックに関連付けられているデータ・ソースおよび接続文字列が.DVAファイルに格納されます。このエラーを解決するには、「OK」をクリックしてシステム・コンポーネントを置換するか、「取消」をクリックしてシステムに移動し、コンポーネントを手動で削除します。

このエラー・メッセージは、インポートしようとしているワークブックにデータが含まれていない場合にも表示されます。データなしでワークブックをエクスポートする場合は、ワークブックとデータ・ソースの両方のメタデータが.DVAに格納されます。この問題を解決するには、「OK」をクリックしてシステム・コンポーネントを置換するか、「取消」をクリックしてシステムに移動し、エラーの原因となっているデータ・ソースまたは接続を手動で削除します。

ファイルベースのデータ・ソースのデータをリフレッシュしようとすると問題が発生します

Microsoft Excel、CSVまたはTXTデータ・ソースのデータをリフレッシュする際には、次の要件を忘れないでください。

  • Excelファイルをリフレッシュするには、新しいスプレッドシート・ファイルに、アップロードした元のファイルと同じ名前のシートが含まれていることを確認してください。シートが見つからない場合は、元のアップロード済ファイルのシートと一致するように、ファイルを修正する必要があります。
  • 再ロードするExcel、CSVまたはTXTファイルに欠落している列があると、データの再ロードが失敗したことを示すエラーが返されます。これが発生した場合は、元のアップロード済ファイルの列と一致するように、ファイルを修正する必要があります。
  • データ・ソースの作成に使用したExcel、CSVまたはTXTファイルが移動または削除された場合は、「データ・ソース」ダイアログの接続パスに取消線が表示されます。「表示」ペインのデータ・ソースを右クリックして、「オプション」メニューで「データのリロード」を選択すると、元のソース・ファイルにデータ・ソースを再接続したり、置換ファイルに接続することができます。次に、ロードするファイルを参照して選択できます。
  • 新規列が含まれるExcel、CSVまたはTXTファイルをリロードした場合、その新規列は非表示としてマークされ、データセットを使用している既存のワークブックの「データ・パネル」には表示されません。これらの列を表示するには、「非表示」オプションをクリックします。

Excelスプレッドシートに特定の構造が含まれる必要があります。データセットのファイルについてを参照してください。

MongoDBデータ・ソースからのデータをリフレッシュできない

最初にMongoDBに接続すると、MongoDBドライバはキャッシュ・ファイルを作成します。MongoDBスキーマの名前が変更され場合にMongoDBデータ・ソースのリロードまたはワークブックでのデータ・ソースの使用を試みると、エラーが発生したり、Oracle Analyticsが応答しないことがあります。

このエラーを修正するには、管理者にMongoDBキャッシュのクリアを依頼してください。

カスタム・アプリケーションまたはWebページに埋め込んだビジュアライゼーションが、正しくレンダリングされません

ビジュアライゼーションが正しくレンダリングされない場合、アプリケーションまたはWebページのHTMLページを表示するか開いて、DOCTYPE宣言が存在しており、<!DOCTYPE html>に設定されていることを確認してください。HTMLページの準備を参照してください。