5.1.3 プロパティ・グラフ・スキーマの柔軟性

プロパティ・グラフ・スキーマの設計では、あらゆる種類のカタログや集中管理されたリポジトリは使用しません。各プロパティ・グラフは個別に格納され、ユーザーが選択したスキーマにより管理されます。ユーザーのスキーマは1つ以上のプロパティ・グラフを含むことができます。

この設計によりユーザーに大幅な柔軟性がもたらされます。次に例を示します。

  • ユーザーは必要に応じて追加の索引を作成できます。

  • 異なるプロパティ・グラフは基本表に対し異なる索引のセットまたは圧縮オプションを持つことができます。

  • 異なるプロパティ・グラフは異なる数のハッシュ・パーティションを持つことができます。

  • プロパティ・グラフのXSE$またはXDE$索引を削除することはできますが、整合性のために、一意の制約は保持する必要があります。