実行時プロンプトへの入力
データ・ソース・タイプ: Oracle Hyperion Planning
起動時に、ビジネス・ルールが変数情報を入力するように指示することができます。いわゆる「実行時プロンプト」です。ビジネス・ルールのデザイナが実行時プロンプトを設定します。
実行時プロンプトを入力するには:
- 実行プロンプトがあるビジネス・ルールを起動します。
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実行時プロンプトにより指定された入力タイプを入力または選択します。次の表は入力タイプをまとめたものです。
表18-1 実行時プロンプトと想定される入力
アイコン 予想される入力タイプ
1メンバー選択
リリース11.2.5以降、動的メンバーを追加するには、「実行時プロンプト」テキスト・ボックスに新しいメンバー名を手動で入力し、「起動」をクリックします。
複数メンバー選択
数値(入力するか、セルのドロップダウン・メニューから選択する)
テキスト値 - 高度な計算スクリプトのみで使用します。グラフィック表示のスクリプトでは使用しません
データベースからのディメンション - 高度な計算スクリプトのみで使用します。グラフィック表示のスクリプトでは使用しません
Calculation Managerのビジネス・ルールのみ: デザイナがこの実行時プロンプトに対して設定した各ディメンションからのメンバーが1つのみ含まれるメンバーまたはメンバーの組合せ(例: 「売上->実績->1月」は売上、実績および1月のメンバー交差を参照しています)
Calculation Managerのビジネス・ルールのみ: デザイナがこの実行時プロンプトに対して設定した各ディメンションから選択可能なメンバーの範囲(例: IDescendants("Marketing"),FY08)
実行時プロンプトが有効であることを確認します。すべての実行時プロンプト値が有効になるまで、ビジネス・ルールを起動できません。
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「起動」をクリックします。
計算が正常に処理されると、データベースの値に計算結果が反映されます。