リクエストの送信

Oracle Machine Learning ServicesのREST APIを使用してリクエストを送信する際は、次のガイドラインを使用してください。

URL構造

次のURL構造を使用して、RESTエンドポイントにアクセスします。

https://<oml-cloud-service-location-url>.oraclecloudapps.com

URLの<oml-cloud-service-location-url>には、テナンシID、リージョンおよびデータベース名が含まれます。

たとえば:

https://qtraya2braestch-omldb.adb.us-sanjose-1.oraclecloudapps.com 
この例の説明は、次のとおりです。
  • qtraya2braestchはテナンシIDです
  • omldbはデータベース名です
  • adb.us-sanjose-1.oraclecloudapps.comはリージョンです

サポートされるメソッド

次の表にまとめているように、標準HTTPメソッド・リクエストを使用して、リソースに対して基本的なCRUD操作(作成、読取り、更新、削除)を実行できます。

表 - サポートされるHTTPメソッド

HTTPメソッド 説明
GET このメソッドを使用して、Oracle Machine Learning Services APIに関する情報を取得します。このメソッドを使用して、次の操作を実行します。
  • すべてのバージョンのメタデータの取得
  • バージョン1メタデータの取得
  • Open API仕様の取得
  • モデル・コンテンツの取得
  • モデル情報の取得
  • モデル・リストの取得
  • モデル・メタデータの取得
  • エンドポイントの取得
  • エンドポイント詳細の取得
  • エンドポイントのOpen API仕様の取得
  • 認識テキスト・エンドポイントの取得
Oracle Machine Learning Servicesでの操作になります。
POST このメソッドを使用して、次の操作を実行します。
  • モデルの格納
  • モデル・ネームスペースの更新
  • モデル・エンドポイントの作成
  • エンドポイントを使用したモデルによるスコアリング
  • 最も関連性の高いキーワードの取得
  • 最も関連性の高いトピックの取得
  • 数値特徴の取得
  • 意味的類似度の取得
  • センチメントの取得
  • サマリーの取得
Oracle Machine Learning Servicesでの操作になります。
DELETE このメソッドを使用して、次の操作を実行します。
  • モデルの削除
  • エンドポイントの削除
Oracle Machine Learning Servicesでの操作になります。

メディア・タイプ

Oracle Machine Learning ServicesのREST APIでは、次のメディア・タイプがサポートされています。

  • application/json
  • multupart/form-data
  • application/octet-stream

サポートされるヘッダー

Oracle Machine Learning ServicesのREST APIでは、HTTPリクエストまたはレスポンスのヘッダー・セクションで渡される可能性のある次のヘッダーをサポートしています。

表 - サポートされるヘッダー

ヘッダー 説明
Authorization Authorizationヘッダーは、HTTP認証スキームのセキュリティ・トークンであるBearerトークンを渡します。リクエストの実行時に、Authorizationヘッダーのこのトークンを送信する必要があります。 --header "Authorization: Bearer $token"
Location 作成されたリソースの場所を伝えます。 http://<oml-cloud-service-location-url>/omlmod/v1/models/3c6feada-c9bf-4d9e-9f66-9c196b025dd7
Content-Type リクエストの本文のメディア・タイプ。POSTおよびPUTリクエストの場合、必須です。 Content-Type: application/json