2.4 「データベース・アクション」でのセッション・ステートについて
「データベース・アクション」では、データベースへの接続はステートレスです。
ステートレス環境では、クライアントからの各HTTPSリクエストが新しいデータベース・セッションにマップされます。したがって、セッションは、SQL文またはスクリプトの実行ごとに開始し、終了します。
セッション状態が維持されないため、セッション属性は保持されず、ROLLBACKやCOMMITなどのコマンドは適用されません。SQL文またはスクリプトが正常に実行されると、暗黙的なコミットが実行されます。実行中にエラーが発生した場合は、暗黙的なロールバックが実行されます。
したがって、必要に応じて、セッションのためにデータベースに送信されるPL/SQLコード・ブロックにROLLBACKコマンドおよびCOMMITコマンド、またはセッション属性を含めます。必要なすべての情報をすべてのHTTPSリクエストに含める必要があります。