2 Oracle Linux 9におけるFIPS 140-3準拠

Oracle Linuxでは、米国連邦情報処理標準(FIPS)公開情報140-3に準拠した一連の暗号ライブラリ、サービスおよびユーザー・レベルの暗号アプリケーションが提供されます。

FIPS公開情報140-3の暗号モジュールのセキュリティ要件では、機密性が高いものの機密指定されていない情報を保護するためにセキュリティ・システム内で使用される暗号モジュールが満たす必要があるセキュリティ要件が指定されています。NIST/CSE暗号モジュール認定制度(CMVP)では、暗号モジュールがFIPS 140-3に準拠しているかどうかが検証されます。検証に合格した製品は、機密情報または指定された情報が保護されることが米国とカナダの両方の連邦機関によって認められます。