2 権限および使用制限付ライセンス
この章では、PremierおよびBasic Supportの一部として含まれるソフトウェア権限および使用制限付ライセンスについて説明します。Oracle Open Sourceサポート・ポリシーは、コアLinuxプログラムに付属の特定の追加Linuxプログラムのサポートを含む、各サポート・レベルの機能について説明します。
次のソフトウェア・パッケージは、PremierまたはBasicレベルのOracle Linuxサポートの有効なサブスクリプションをお持ちのお客様に、次のような使用制限付ライセンスに従ってライセンスされます。
製品/サービス | ライセンス情報 |
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Ksplice |
Kspliceクライアント・ソフトウェアおよびシステム更新をUnbreakable Linux Network(https://linux.oracle.com)のKspliceチャネルからダウンロードし、これを使用してOracle LinuxまたはRed Hat Enterprise Linux(あるいは、その両方)を、Oracle Linux: Kspliceユーザーズ・ガイドの説明に従って更新できます。別途ライセンスを受けるコンポーネントを除いて、Kspliceクライアント・ソフトウェアの使用はこれらの条件およびOracle Linux Premier Supportサブスクリプションのオラクル社の条件に従うものとします。Kspliceの使用はOracle Linux Premier Supportサブスクリプションの期間中に限定され、同サブスクリプションで許可されるマシンでのみ使用できます。Kspliceサービスの使用の結果としてお客様が入手するカーネルまたはその他の更新は別のオープン・ソース・ライセンスの条件に従うものとし、それらの条件は更新とともに提供されます。これらの条件は、Kspliceサービスの一部として提供され別途ライセンスを受けたソフトウェア(オープン・ソース・コンポーネントやKspliceクライアント・ソフトウェアの一部として提供され別途ライセンスを受けたコンポーネントを含む)の使用を限定または制限することを意図したものではありません。 |
OS管理ハブ |
お客様のOS管理ハブへのアクセスおよび使用は、OS管理ハブのドキュメントに記載の内容に従って許可されます。別途ライセンスを受けるコンポーネントを除いて、OS管理ハブ・サービスの使用はこれらの条件およびOracle Linux PremierまたはBasic Supportサブスクリプションのオラクルの条件に従うものとします。OS管理ハブの使用はOracle Linux PremierまたはBasic Supportサブスクリプションの期間中に限定され、同サブスクリプションで許可されるシステムでのみ使用できます。 |
Oracle Clusterware |
Oracle Database 19c Grid Infrastructure (19.3) for Linux x86-64は、リポジトリ(https://www.oracle.com/database/technologies/oracle19c-linux-downloads.html)からダウンロードして、そのダウンロードのOracle Clusterware部分をOracle Linuxのサポート下で使用できます。そのような使用との組合せで、これらの契約条項と、Oracle Linux BasicまたはOracle Linux Premier SupportのサブスクリプションによるOracleの契約条項が、Oracle Database 19c Grid Infrastructure (19.3) for Linux x86-64のダウンロード時に承諾する必要があるあらゆるクリックラップ契約の条項より優先されます。 |