シェルおよびコマンドライン

次のシェルおよびコマンドライン関連の機能は、Oracle Linux 9では非推奨です。

dumpユーティリティ

dumpパッケージに含まれているdumpユーティリティは非推奨です。

かわりに、tarまたはddを使用して同様の機能を実現できます。

dumpパッケージに含まれていたrestoreユーティリティは、Oracle Linux 9でも引き続き使用可能であり、restoreパッケージを使用してインストールできます。

Bacula Sqliteバックエンド・データベース

Baculaバックアップ・ユーティリティでのSQLiteバックエンド・データベースの使用は非推奨です。BaculaではMySQLバックエンド・データベースを使用でき、既存のデプロイメントをMySQLに移行できます。Baculaバックアップ・ユーティリティの新しいデプロイメントではSQLiteを使用しないでください。

ReaR構成ファイル内のTMPDIR変数

/etc/rear/local.confまたは/etc/rear/site.conf ReaR構成ファイルでTMPDIR環境変数を使用してエクスポートすることは非推奨です。

かわりに、ReaRを実行する前にシェル環境で変数をエクスポートすることで、ReaR一時ファイルのカスタム・ディレクトリを指定できます。たとえば、export TMPDIR=…文を実行し、同じシェル・セッションまたはスクリプトでrearコマンドを実行します。