3 システム・セキュリティの管理

この項では、管理者がシステム・セキュリティを管理するために使用できるOracle Linuxの機能について説明します。

Oracle Linuxには、ネットワーク・ファイアウォール制御からアクセス制御セキュリティ・ポリシーまで、完全なセキュリティ・スタックが用意されており、デフォルトでセキュアに構成されています。Oracle Linuxには、リアルタイム・パッチ適用、自動ソフトウェア更新、証明書管理ツール、組込みファイアウォール、必須アクセス制御、公開キー暗号化およびデータ暗号化ツールなど、システム・セキュリティの拡張に役立つ機能が含まれています。この項では、これらの各機能について説明し、詳細情報を検索できる場所について説明します。

システムにプロビジョニングされたアクセスを管理し、OS、システムで実行されるアプリケーションおよびネットワーク接続のセキュリティを向上させるために、これらのツールと機能を組み合せて使用することを検討してください。