システム監査および監視の使用
Oracle Linuxの監査サービスは、分析可能なカーネル・レベルでデータを収集して、不正なアクティビティを識別します。監査では、システム・ロギングよりもはるかに詳細なデータが数多く収集されますが、ほとんどの監査イベントは退屈で重要ではありません。監査証跡を調査して対象のイベントを見つけるプロセスは、自動化可能な非常に難しい課題になる場合があります。
監査構成ファイル/etc/audit/auditd.conf
では、データ保持ポリシー、監査ボリュームの最大サイズ、監査ボリュームの容量を超えた場合にとるべき措置、およびローカルおよびリモートの監査証跡ボリュームの場所を定義します。デフォルトの監査証跡ボリュームは、/var/log/audit/audit.log
です。
Oracle Linuxシステムの監査および監視の詳細は、『Oracle Linux 9 システムのモニタリングおよびチューニング』を参照してください。