1 Ceph Storage for Oracle Linuxリリース3.0の概要

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この章では、Ceph Storage for Oracle Linuxリリース3.0について説明します。

Ceph Storage for Oracle® Linuxリリース3.0について

Ceph Storage for Oracle Linuxリリース3.0は、複数の物理および論理コモディティ・ハードウェア・ストレージ・デバイスのクラスタからオブジェクト・ストレージおよびブロック・ストレージを同様に表示します。Cephは、Ceph Storage Clusterのストレージ・デバイス間でデータのレプリケートおよびストライプ化を行うことによって、フォルト・トレランスを提供し、I/Oパフォーマンスを強化できます。Cephの監視および自己修復機能により、管理オーバーヘッドが最小限に抑えられます。異なる製造元の同一でないハードウェア上で、Ceph Storage Clusterを構成できます。

Ceph Storage for Oracle Linuxリリース3.0は、Ceph Community Luminousリリース(v12.2.5)に基づいています。Oracleバージョンのソフトウェアとアップストリーム・リリースとの相違点は、特定のバグに対するOracle固有の修正およびパッチに限られます。

ノート:

CephのソースRPMは、https://yum.oracle.comのOracle Linux yumサーバーから入手できます。

Cephを使用するためのクイック・スタート・ガイドは、https://docs.ceph.com/en/latest/を参照してください。

Cephの詳細は、https://docs.ceph.com/en/latest/を参照してください。

重要な更新および新機能

次の重要な新機能(Ceph Luminousアップストリーム・リリースから)が含まれています。

  • クラスタをモニターする新しいCephマネージャ・デーモンceph-mgr

  • CephマネージャWebベース・ダッシュボード

  • HDDおよびSSDの管理にBlueStoreバックエンドを使用する新しいOSD

  • 簡易化されたOSD置換プロセス

このリリースでは、次のアップストリーム機能が使用できるようになりました。

  • Ceph iSCSI Gateway

  • Cephファイル・システム(Ceph FS)

  • Cephファイル・システムおよびブロック・ストレージのNFSを介したエクスポート

  • QEMUを使用したCephブロック・デバイス