Cockpit-Composerのインストールと構成

Cockpit管理者がWebコンソールでイメージ・ビルダーの機能にアクセスし使用できるようにするには、次のタスクを完了する必要があります:
  • イメージ・ビルダー・パッケージがインストールされており、イメージ・ビルダー・サービスが有効になっていること。

    ノート:

    イメージ・ビルダー・パッケージは、通常はOracle Linuxインストールの間には含まれません。
  • cockpit-composerアドオン・アプリケーションがインストールされておりWebコンソールからイメージ・ビルダーページにアクセスできることの確認。

前提条件

  • Cockpit Webコンソールがインストールされていて、アクセスできる必要があります。

    詳細は、トピック「Cockpitのインストールおよび有効化」と「Cockpit Webコンソールへのログイン」を参照してください。

  • イメージ・ビルダーを実行するには、次の最小システム要件を満たしている必要があります:
    • 2コア・プロセッサ
    • 4 GiBのメモリー
    • /varディレクトリ内の使用可能なディスク領域20 GiB
    • インターネットへのアクセス
    • 管理者タスクを実行するための適切な権限

    ノート:

    専用仮想マシンは、イメージ・ビルダーを実行するための環境としても機能します。

ステップ

次の手順に従って、ホストが正しく構成されておりOracle Linuxイメージ・ビルダー・パッケージとcockpit-composerアドオン・アプリケーションが含まれていることを確認します。

  1. Cockpit Webコンソールで、ナビゲーション・ペインにある「端末」をクリックします。
    「端末」CLIページが表示されます。
  2. 「端末」CLIページで、次の手順を実行します:
    1. イメージ・ビルダー・パッケージをインストールします。たとえば、次のように入力します:
      sudo dnf install -y osbuild-composer composer-cli cockpit-composer bash-completion
    2. システムの再起動後にイメージ・ビルダー・サービスが自動的に開始されるようにします。たとえば、次のように入力します:
      sudo systemctl enable --now osbuild-composer.socket
  3. 次の手順を実行して、cockpit-composerアプリケーション・プラグインがインストールされておりWebコンソールからイメージ・ビルダーページにアクセスできることを確認します。
    1. Webコンソールのナビゲーション・ペインで、「アプリケーション」をクリックします。
    2. 「アプリケーション」ページで、イメージ・ビルダーを見つけ、イメージ・ビルダーをインストールするオプションが表示された場合は「インストール」をクリックします。

      ノート:

      「インストール」オプションが表示されない場合は、cockpit-composerアドオン・アプリケーションがすでにインストールされています。
    3. Webコンソールのナビゲーション・ペインで、イメージ・ビルダーをクリックします。イメージ・ビルダーページが表示されます。