はじめに

『Oracle Linux: DTraceリファレンス・ガイド』では、DTraceの使用方法について説明します。このガイドでは、いくつかのDTraceプロバイダについても詳しく説明します。このドキュメント内の情報のほとんどは一般的なもので、Unbreakable Enterprise Kernelリリース4 (UEK R4)およびUnbreakable Enterprise Kernelリリース5 (UEK R5)のカーネルをサポートするOracle Linux 6およびOracle Linux 7のすべてのリリースに適用されます。UEK R5は、Oracle Linux 6ではサポートされていません。

ノート:

このリリースのDTraceは、x86_64プロセッサ・アーキテクチャを使用するシステムをサポートしていますが、32ビットのx86プロセッサを使用するシステムはサポートしていません。

このリリースでは、DTraceサポートも64ビットのARMアーキテクチャに拡張されています。ただし、一部のプロバイダはこのアーキテクチャではサポートされていない場合があります。

表記規則

このマニュアルでは次の表記規則を使用します。

表記規則 意味

太字

太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。

イタリック

イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。

固定幅フォント

固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。

ドキュメントのアクセシビリティ

Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(https://www.oracle.com/corporate/accessibility/)を参照してください。

Oracle Help Centerのアクセシビリティについての情報は、Oracleアクセシビリティ適合性レポート (https://www.oracle.com/corporate/accessibility/templates/t2-11535.html)を参照してください。

アクセシビリティのためのOracleサポートへのアクセス

サポートを購入したオラクル社のお客様は、My Oracle Supportを介して電子的なサポートにアクセスできます。詳細は、https://www.oracle.com/corporate/accessibility/learning-support.html#support-tabを参照してください。

ダイバーシティとインクルージョン

Oracleはダイバーシティ&インクルージョンに積極的に取り組んでいます。Oracleは、ソート・リーダーシップと革新性を高める社員の多様性を尊重し、その価値を重んじています。従業員、お客様、パートナー様にポジティブな影響をもたらすインクルーシブな文化を醸成する私たちのイニシアティブの一環として、製品やドキュメントからインセンシティブな用語を取り除くように努めています。 また、Oracle製品および業界標準が進化する中、お客様の既存の技術との互換性を維持する必要性およびサービスの継続性確保の要求にも留意しています。このような技術的な制限により、当社のインセンシティブな用語を削除する取組みは継続中であり、時間と皆様のご協力が必要となります。