dtraceコマンドについて
dtraceコマンドは、DTrace機能によって提供されるすべての必須サービスへの汎用インタフェースを提供します。
dtraceコマンドには、次の操作を行うオプションが含まれています:
-
DTraceによってパブリッシュされたプローブおよびプロバイダのセットをリストします。
-
プローブ記述指定子(プロバイダ、モジュール、関数、名前)のいずれかを使用して直接プローブを有効にします。
-
Dコンパイラを実行し、コマンドラインに直接記述された1つ以上のDプログラム・ファイルまたはプログラムをコンパイルします。
-
プログラム安定性レポートを生成します。
-
DTraceトレースおよびバッファリング動作を変更し、追加のDコンパイラ機能を有効にします。
dtraceコマンドを使用して、#!宣言のコマンドを使用してインタプリタ・ファイルを作成することにより、Dスクリプトを作成することもできます。 最後に、dtraceの-eオプションを使用して、Dプログラムをコンパイルし、トレースを有効にせずにそのプロパティを検索できます。