SSHキー・エージェントの使用によるパスフレーズの記憶
SSHキー・エージェントを使用して、ログイン・セッションの間にいずれかのSSHキーのパスフレーズを1回入力します。 このようにして、パスフレーズを使用せずにSSH キーを作成するという不適切なセキュリティ慣行を回避できます。
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ログインしたら、エージェントが起動されていることを確認します。
ps -ef|grep -i ssh-agent
エージェントが起動されていない場合は、次のコマンドを実行して起動します:eval $(ssh-agent -s)
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ssh-add
コマンドを実行して、任意のsshキーをエージェントに追加します。 たとえば:ssh-add $HOME/.ssh/id_sshkey
コマンドにより現在のパスフレーズの入力が求められます。 パスフレーズはログイン・セッション全体を通して適用されます。 キーを使用して別のシステムに接続すると、パスフレーズのプロンプトは表示されなくなります。
ノート:
エラー・メッセージ
Could not open a connection to your authentication agent
は、エージェントが実行されていないことを示します。 -
追加するキーごとにこのコマンドを繰り返します。
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エージェントにキーを追加した後は、パスフレーズの入力を求められることなく、
authorized_hosts
ファイル内で公開キーのペアが構成されているどのシステムへのSSH接続でも開くことができます。 この動作は、ユーザーとして実行されるすべてのスクリプトにも適用されます。