3.5.1 ワークスペース・プロビジョニングの構成の概要

インスタンス管理者は、ワークスペースをプロビジョニングする(または作成する)ときのオートメーションの程度を決定します。

どのようにプロビジョニングを行うかを決定するために、インスタンス管理者は、「インスタンスの設定」ページで次のいずれかのプロビジョニング方法を選択します。

  • 手動: インスタンス管理者が新しいワークスペースを作成し、サインイン資格証明についてワークスペース管理者に通知します。

  • リクエスト: ユーザーがワークスペースをリクエストします。管理者がそのリクエストを承認すると、ユーザーは電子メール検証リンクを含む電子メールを受信します。ユーザーが電子メール検証リンクをクリックすると、ワークスペースが作成されます。

  • 自動: リクエストは管理者による確認を必要をせず自動的に承認されるという点を除き、「リクエスト」と同じです。

ユーザーに「サインイン」ページ内のリンクの使用によるワークスペースのリクエストを可能にするには、インスタンス管理者は、プロビジョニング方法として「リクエスト」または「自動」を選択する必要があります。「プロビジョニング方法」が「手動」に設定されている場合は、「サインイン」ページにリンクは表示されません。

ノート:

インスタンス管理者は、プロビジョニング方法が「リクエスト」または「自動」である場合の必要な電子メール送信をOracle APEXで実行するために、インスタンス・レベルの電子メールを構成する必要があります。