26.1 ADD_FILTERプロシージャのシグネチャ1
このプロシージャは、レポートIDを使用して、対話モード・レポートにフィルタを作成します。
ノート:
ページ・レンダリング・プロセスでこのプロシージャを使用すると、レポートのダウンロード問題(CSV、HTML、電子メールなど)が発生します。ユーザーがレポートをダウンロードすると、対話モード・レポートでは、REQUEST値のダウンロード形式でページがリロードされます。対話モード・レポートの設定を変更すると(フィルタの追加やレポートのリセットなど)、部分的にページがリフレッシュされます。したがって、ダウンロード・データがユーザーが参照しているレポート・データと一致しないことがあります。このため、ページ送信プロセスでのみこのプロシージャを使用することをお薦めします。構文
APEX_IR.ADD_FILTER (
p_page_id IN NUMBER,
p_region_id IN NUMBER,
p_report_column IN VARCHAR2,
p_filter_value IN VARCHAR2,
p_operator_abbr IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_report_id IN NUMBER DEFAULT NULL );
パラメータ
表26-1 ADD_FILTERのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
p_page_id |
対話モード・レポートが含まれている現在のOracle APEXアプリケーションのページ。 |
p_region_id |
対話モード・レポート・リージョン(ID)。 |
p_report_column |
フィルタ処理されるレポートSQL列名または列の別名。 |
p_filter_value |
フィルタ値。この値は 複数の貴重品をカンマ区切りのリストに入力します。複数のフィルタ値を、カンマで区切ってバックスラッシュ文字( |
p_operator_abbr |
フィルタ・タイプ。有効な値は次のとおりです。
|
p_report_id |
カレント・アプリケーション・ページで保存したレポートID。p_report_id がNULLの場合、最後に表示されたレポート設定にフィルタが追加されます。
|
例
次の例では、ADD_FILTER
プロシージャを使用して、カレント・アプリケーションのページ1、リージョン2505704029884282
でレポートIDが880629800374638220
の対話モード・レポートを、DEPTNO
が30
でフィルタ処理する方法を示します。
BEGIN
APEX_IR.ADD_FILTER(
p_page_id => 1,
p_region_id => 2505704029884282,
p_report_column => 'DEPTNO',
p_filter_value => '30',
p_operator_abbr => 'EQ',
p_report_id => 880629800374638220);
END;
親トピック: APEX_IR