10.4.4 ページ・デザイナでのマップ・リージョンの追加

SQL問合せを指定して、ページ・デザイナでマップ・リージョンを手動で作成します。

ページ・デザイナでマップを追加すると、ローカル表、SQL問合せ、REST対応SQLサービスまたはRESTデータ・ソースに基づいた空間ジオメトリ・オブジェクト(またはレイヤー)がサポートされるようになります。
  1. ページ・デザイナでページを表示します。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーションを選択します。
    3. ページを選択します。
    ページ・デザイナが表示されます。
  2. 必要に応じて、中央ペインで「レイアウト」タブをクリックします。
  3. ギャラリで、「リージョン」タブをクリックします。
  4. 「マップ」を右クリックして、「追加先」をクリックして適切な位置を選択します。

    ヒント:

    または、マウスを使用して「マップ」を選択して、「レイアウト」タブの適切な位置までドラッグします。

  5. ページ・デザイナでは、次に行う処理が示されます。エラーがある場合は、「メッセージの表示」アイコンがページ開発者ツールバーに表示されます。
    1. ページ・デザイナ・ツールバーの「メッセージの表示」アイコンをクリックします。
      「メッセージ」ダイアログに、対処する必要があるエラーが表示されます。
    2. エラーを選択すると、プロパティ・エディタの関連する属性がハイライトされます。
  6. プロパティ・エディタで、該当するレイヤー属性を編集します。
    1. 「レンダリング」タブ(左ペイン)で、「新規」レイヤーを選択します。

    2. 識別、名前 - このレイヤーのわかりやすい名前を入力します。

    3. 識別、レイヤー・タイプ - 空間ジオメトリ・レイヤーのタイプを選択します。オプションは次のとおりです。

      • ポイント - ポイント(たとえば顧客所在地や仕入先事業所)がマーカーとして表示されます。マーカーの形状と色は構成できます。

      • - 道路や小道のような地物を表します。ストローク・スタイルと色は構成できます。

      • ポリゴン - 区画、州、国などの領域を表します。ストロークと塗りつぶしのスタイルと色は構成できます。

      • ヒート・マップ - ポイント密度の視覚化に使用します。クラスタ化されたポイントが多いほど、色が濃くなります。このオプションを使用して、人口またはインシデントの空間分布を視覚化します。

      • 押出しポリゴン - 3次元の押し出しオブジェクトとして表示します。3 Dオブジェクトの高さは、列値を視覚化します。

  7. ソース - マップのソースを特定します。
    1. ソース、位置 - データの位置を選択します。オプションは次のとおりです。

      • ローカル・データベース: データはローカル・データベースをソースとします。

      • REST対応SQLサービス: データは、REST対応SQLを使用して接続が定義されるリモート・データベースをソースとします。REST対応SQL参照を作成または保守するには、「共有コンポーネント」「REST対応SQL」にナビゲートします。

      • RESTソース: データは、RESTデータ・ソースを使用して定義されるRESTful Webサービスをソースとします。RESTデータ・ソースを作成または保守するには、「共有コンポーネント」「RESTデータ・ソース」に移動します。

      • リージョン・ソース - データは、リージョン・ソース定義で指定された場所から取得されます。

      次に何が表示されるかは、選択したソース、場所によって異なります。このタスクでは、「ソース」、「位置」が「ローカル・データベース」であると仮定しています。

    2. ソース、タイプ - データの問合せ方法を選択します。オプションは次のとおりです。
      • 表/ビュー - データは表またはビューに基づいて取得されます。

      • SQL問合せ - データはSQL問合せに基づいて取得されます。

      • SQL問合せを返すファンクション本体 - データは、ファンクション本体の実行によって返されるSQL問合せに基づいて取得されます。

  8. 列のマッピング - 空間オブジェクトをソースとする方法と場所を特定します。
    • ジオメトリ列のデータ型 - ジオメトリ列のデータ型を特定します。オプションは次のとおりです。

      • SDO_GEOMETRY - Oracle SDO_GEOMETRYタイプ。

        ローカル・データベースとRESTデータ・ソースでは、SDO_GEOMETRY列タイプがサポートされます。ただし、REST対応SQLデータ・ソースでは、SDO_GEOMETRY列タイプがサポートされません。

      • GeoJSON - VARCHAR2型またはCLOB型としてのGeoJSON

      • 経度/緯度 - 2つのNUMBER列としての経度と緯度。

      この後に表示される内容は、「ジオメトリ列のデータ型」の選択に応じて異なります。該当する列を選択します。

    • 主キー列 - 行を特定する一意キーが含まれている列を選択します。これは、カスタムのJavaScriptコードまたはマップ・イベント・ハンドラに主キー値を提供するために使用します。

  9. 「保存」をクリックします。
  10. 「ページの保存と実行」をクリックして、マップを表示します