19.6.13 タスクの置換文字列およびバインド変数

置換文字列は、タスクに関する情報をOracle APEXページに渡すために使用されます。

タスク置換文字列は、タスクに関する情報をAPEXページに渡すために使用されます。たとえば、タスクの優先度またはタスクの作成日に応じて、タスク詳細ページに様々なリージョンを表示できます。

置換文字列はタスク定義で構成します。

表19-7 タスク定義アクションの置換文字列

置換文字列の構文 説明
APEX$TASK_PK 主キー列が定義されている場合、このバインド変数には主キー値が格納されます。
  • APEX$TASK_PKは、タスク定義アクションおよびタスク定義参加者によって使用されるPL/SQL問合せでバインド変数として使用することもできます。バインド変数として使用する場合、構文は:APEX$TASK_PKです
APEX$TASK_ID この置換文字列には、このアクションが定義されているタスクのIDが格納されます。
APEX$TASK_SUBJECT この置換文字列には、このアクションが定義されているタスクの件名が格納されます。
APEX$TASK_STATE この置換文字列には、このアクションが定義されているタスクの現在の状態が格納されます。
APEX$TASK_OUTCOME この置換文字列には、このアクションが定義されているタスクの結果が格納されます。この変数は、「完了」状態のタスクに対してのみ移入されます。
APEX$TASK_CREATED_ON タスク作成のタイムスタンプがYYYY-MM-DD"T"HH24:MI:SS.FF3TZH:TZM形式で格納されます。
APEX$TASK_INITIATOR タスクを開始したユーザーが格納されます。この値は、「ヒューマン・タスク - 作成」ページ・プロセス タイプの一部として明示的に指定されていない場合、ログイン・ユーザーにデフォルト設定されます。
APEX$TASK_DUE_ON このタスクの期限のタイムスタンプがYYYY-MM-DD"T"HH24:MI:SS.FF3TZH:TZM形式で格納されます。
APEX$TASK_OWNER タスクが現在割り当てられているユーザーが格納されます。