3 Oracle ASRの自動DiagPackアップロードの有効化
診断パッケージをOracle ASRに自動的にアップロードできます。
Oracle Exadata System Softwareリリース12.2.1.1.0では、管理サーバー(MS)は、Oracle ASR Managerと通信し、Oracle ASRに関する情報を含む診断パッケージを自動的にアップロードします。Oracle Exadata System Softwareリリース19.1.0以降では、MSはHTTPS経由でのDiagPackの自動的なアップロードをサポートしています。
Oracle ASR Managerリリース5.7以降の場合、デフォルトでhttp_receiver
が有効になりますが、HTTPS/SSL構成は有効にならないことがあります。HTTPを使用して診断パッケージをアップロードする場合は、HTTP Port
がデータベース・サーバーおよびストレージ・サーバーのasrmPort
と同じ値であることを確認します。HTTPSを使用して診断パッケージをアップロードする場合は、HTTPS/SSL構成が有効にされていて、HTTPS/SSL Port
がデータベース・サーバーおよびストレージ・サーバーのasrmPort
と同じ値であることを確認します。Oracle ASR Managerリリース5.7より前のリリースを使用している場合、自動DiagPackアップロード機能を使用するには、リリース5.7以降にアップグレードする必要があります。
- Oracle ASRマネージャでのHTTPアクセスの有効化
Oracle ASRマネージャに対してXML over HTTPを使用することによって、Oracle Auto Service Request (ASR)のイベントおよび障害テレメトリをオラクル社カスタマ・サポートに送信できます。 - Oracle ASRマネージャでのHTTPS/SSLの有効化
ルート署名証明書または自己署名証明書を使用して、Oracle ASRマネージャでHTTPS/SSLを有効にできます。
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