「自分のプリファレンス」ページの「グローバル」タブの「パフォーマンスしきい値」セクション

概要

このセクションでは、「パフォーマンス」、「EV(アーンド・バリュー)」および「インデックス」の各値に対してパラメータを指定します。これらの値は、ダッシュボードの「プロジェクト・パフォーマンス」のポートレットおよび「ポートフォリオ」の「パフォーマンス・ステータス」タブに表示されます。

画面要素

「パフォーマンス」セクション

このセクションの各オプションを使用して、プロジェクト、WBSまたはEPSのスケジュール・パフォーマンスの査定で、それぞれのパフォーマンスを「優秀」「警告」または「クリティカル」と見なす基準を定義します。指定した値によって、現時点スケジュール、現時点労務工数、完了時スケジュール、完了時労務工数の各メトリックに適用するインジケータが決まります。

「優秀」: スケジュール値では、優秀と見なされるために、プロジェクト、WBSまたはEPSが計画より進んでいる必要がある最小日数。労務工数では、優秀インジケータを表示するために、労務工数差異が低くなる必要がある100未満の最小パーセントを示します。たとえば、10%の優秀しきい値を設定し、実績労務工数差異が85%の場合、この項目は優秀と見なされます。

「警告」: スケジュール値では、警告インジケータを表示するために、プロジェクト、WBSまたはEPSが計画より遅延している必要がある最小日数。労務工数では、警告インジケータを表示するために、労務工数差異が高くなる必要がある100を超える最小パーセントを示します。

「クリティカル」: スケジュール値では、クリティカル・インジケータを表示するために、プロジェクト、WBSまたはEPSが計画より遅延している必要がある最小日数。労務工数では、クリティカル・インジケータを表示するために、労務工数差異が高くなる必要がある100を超える最小パーセントを示します。

次に、しきい値率の計算例をいくつか示します。

現時点スケジュール: (アーンド・バリュー労務工数-計画値労務工数) / 計画値労務工数

現時点労務工数: (アーンド・バリュー労務工数-実績労務工数) / アーンド・バリュー労務工数

完了時スケジュール: (完了時予算Xスケジュール差異指数) / 完了時予算

完了時労務工数: (完了時予算労務工数 -完了時見積労務工数 ) / 完了時予算労務工数

「EV(アーンド・バリュー)」セクション

このセクションの各オプションを使用して、プロジェクト、WBSまたはEPSのアーンド・バリュー・パフォーマンスの査定で、それぞれのパフォーマンスを「優秀」「警告」および「クリティカル」と見なす基準を定義します。指定した値によって、現時点スケジュール、現時点労務工数、完了時スケジュール、完了時労務工数の各メトリックに適用するインジケータが決まります。

「優秀」: 100未満の最小パーセント。優秀インジケータを表示するには、スケジュールまたは労務工数差異がこのパーセント未満である必要があります。たとえば、10%の優秀しきい値を設定し、実績アーンド・バリュー差異が85%の場合、その項目は優秀と見なされます。

「警告」: 100を超える最小パーセント。警告インジケータを表示するには、スケジュールまたは労務工数差異がこのパーセントを超えている必要があります。

「クリティカル」: 100を超える最小パーセント。クリティカル・インジケータを表示するには、スケジュールまたは労務工数差異がこのパーセントを超えている必要がある

次に、しきい値率の計算例をいくつか示します。

現時点スケジュール: (アーンド・バリュー労務工数-計画値労務工数) / 計画値労務工数

現時点労務工数: (アーンド・バリュー労務工数-実績労務工数) / アーンド・バリュー労務工数

完了時スケジュール: (完了時予算Xスケジュール差異指数) / 完了時予算

完了時労務工数: (完了時予算労務工数Xコスト差異指数) / 完了時予算労務工数

「インデックス」セクション

このセクションの各オプションを使用して、指数パフォーマンスの査定で、「優秀」「警告」および「クリティカル」となる基準を定義します。指定した値によって、コスト・パフォーマンス指数(CPI)、スケジュール・パフォーマンス指数(SPI)および残作業パフォーマンス指数(TCPI)に適用するインジケータが決まります。

「優秀」: 100未満の最小パーセント。優秀インジケータを表示するには、インデックス差異がこのパーセントを超えている必要があります。たとえば、10%の優秀しきい値を設定し、実績インデックス差異が85%の場合、その項目は優秀と見なされます。

「警告」: 100を超える最小パーセント。警告インジケータを表示するには、インデックス差異がこのパーセント未満である必要があります。

「クリティカル」: 100を超える最小パーセント。クリティカル・インジケータを表示するには、インデックス差異がこのパーセント未満である必要があります。

次に、パーセントの計算例をいくつか示します。

CPI: アーンド・バリュー / 実績工数

SPI: アーンド・バリュー / 計画値

TCPI: (完了時予算-アーンド・バリュー) / (完了時見積-実績工数)

操作方法

  1. 「ユーザー」メニューをクリックして「自分のプリファレンス」を選択します。
  2. 「自分のプリファレンス」ページで、「グローバル」タブをクリックします。
  3. 「グローバル」タブで、「パフォーマンスしきい値」を選択します。


最終発行 2024年7月2日