「EPS」テーブルの「予算」列

「年間割引率」フィールド

民間金融機関またはその他の資金ソースからの投資のコストに関連付けられた利率。

有効な値は0から100です。この利率は、総支出計画(現在値)および総利益計画(現在値)の計算に使用されます。

たとえば、投資の年間成長率が4.75%の場合、この率を年間割引率として使用できます。年間割引率は、将来の値を推測して、必要な正味現在価値を調べる場合に使用します。

「現行予算」フィールド

プロジェクトまたはEPSの現行予算。

当初予算に、予算ログの承認予算変更の合計を加算して計算されます。

「現行差異」フィールド

現行予算と総支出計画との差異。この値は集計されません。

現行予算から総支出計画を減算して計算されます。

「配分済現行予算」フィールド

ベースライン計画中のアカウントを管理するために割り当てられたすべての予算の合計。これらの予算は、作業および計画のパッケージに割り当てられます。

1レベル下を積算した現行予算額として計算されます。この値は集計されません。

「独立ETC労務工数」フィールド

ユーザーが入力した残作業見積総労務。

「独立ETC合計コスト」フィールド

ユーザーが入力した残作業見積合計コスト。

「正味現在価値」フィールド

投資による将来のキャッシュ・フローの現在価値(PV)と、その投資コストとの間の差異。

予想キャッシュ・フローの現在価値は、必要な収益率または割引率を考慮して計算されます。正の正味現在価値(NPV)は、達成するプロジェクトのインジケータです。

計算式は、総利益計画(現在値) - 総支出計画(現在値)

「当初予算」フィールド

選択したプロジェクトまたはEPSに必要な総見積額(出資されたすべての資金を含む)。

「回収期間」フィールド

選択されたプロジェクトを実行するために、正味利益が投資の初期コストおよび定期コストを回収する前に発生する期間の見積。

選択したタイムスケール、およびこのプロジェクトに支出金額が入力された最初の期間または「プロジェクト開始日」(いずれか早く発生した方)以降のプロジェクト・カレンダの作業日の日数(標準の週間労働時間内)に応じて、予測を使用して計算されます。「回収期間」は、収入の累積値からコストを差し引いた値(通常プロジェクトが始まった直後では負の値)が初めてゼロを超えるまでに発生する期間として計算されます。

累積値に基づいているため、(総支出計画)+総利益計画を求めるために、現在値(割引率を使用して調整されている値)の差分、または調整されていない値の差分を使用して計算できますが、結果は同じになります。「支出計画」カーブが「利益計画」カーブと交差する時点です。

「予算案」フィールド

プロジェクトまたはEPSの予算案。

当初予算に、予算ログの承認予算および待ち状態予算の合計を加算して計算されます。

「ROI」フィールド

プロジェクトまたはポートフォリオの投資コストを超える予定収益の計算。パーセントで表します。

計算式は、正味現在価値 / 総支出計画(現在値)

たとえば、あるプロジェクトで1,000,000ドルのコストと1,200,000ドルの総利益を予測したとします。その場合の「正味現在価値」は$200,000です。ROIは20%です。

「総資金」フィールド

資金ソースからプロジェクトに提供された総額。

「未配分予算」フィールド

現行予算合計と配分済現行予算との差異。

現行予算合計から配分済現行予算を減算して計算されます。



最終発行 2024年7月2日