「EPS」テーブルの「プリファレンス」列

「ステップに基づくアクティビティ完了率」オプション

アクティビティ完了率が、アクティビティ・ステップと手動入力のいずれを元に計算されているかを決定します。

このオプションの選択は、デフォルトでは解除されています。このオプションを選択する場合、「アクティビティ」ページで「完了率タイプ」を「業績」に設定し、「アクティビティ完了率」フィールドに計算結果が表示されるようにする必要もあります。このオプションでは、手動で入力するかわりにアクティビティ・ステップから計算するように「業績完了率」フィールドの計算も設定されます。

たとえば、「3/4」ステップが完了とマークされ、各ステップの加重が等しい場合、「アクティビティ完了率」と「業績完了率」は75%です。

「アクティビティIDプレフィックス」フィールド

P6で、特定のプロジェクトのすべてのアクティビティに自動付番するために使用する一連の頭文字、数字または特殊文字。デフォルトでは、このフィールドには1から20文字まで入力できます。

アクティビティを識別してトラッキングするために、P6では各アクティビティに一意のアクティビティID (アクティビティIDプレフィックスにアクティビティIDサフィックスを結合し、さらに増分値を追加したもの)を割り当てます。

たとえば、プレフィックス「PROJ-A#」とサフィックス「2500」の結合で増分「5」の場合、アクティビティIDは「PROJ-A#2500」、「PROJ-A#2505」などになります。

「アクティビティIDサフィックス」フィールド

P6で、特定のプロジェクトのすべてのアクティビティに自動付番するために使用する数字。この値は1から999999の間の数値である必要があります。

アクティビティを識別してトラッキングするために、P6では各アクティビティに一意のアクティビティID (アクティビティIDプレフィックスにアクティビティIDサフィックスを結合し、さらに増分値を追加したもの)を割り当てます。

たとえば、プレフィックス「PROJ-A#」とサフィックス「2500」の結合で増分「5」の場合、アクティビティIDは「PROJ-A#2500」、「PROJ-A#2505」などになります。

「アクティビティ・タイプ」リスト

アクティビティの期間と計画日の計算方法を決定します。

タスク依存: アクティビティは、割り当てられたリソースのカレンダではなく、アクティビティのカレンダを使用してスケジュールされます。アクティビティの期間を自分自身で制御する場合(つまり、リソースが割り当てられない場合)、または同じアクティビティに割り当てられている1つ以上のリソースが、同じカレンダに従って作業可能な場合は、タスク依存を選択します。たとえば、コンクリートを固めるアクティビティがあるとします。この場合、タスクに要する時間はわかっており、リソースを追加してもタスクの完了は早くなりません。このアクティビティは、タスク依存として設定します。

リソース依存: アクティビティは、割り当てられたリソースのカレンダを使用してスケジュールされます。このタイプは、複数のリソースがアクティビティに割り当てられているが、リソースが別々に作業する場合に使用されます。アクティビティ・カレンダではなく、各リソース固有のタイム・スケジュール(リソース・カレンダ)に従ってリソースをスケジュールする場合は、リソース依存を選択します。割当済リソースが利用可能かどうかは、アクティビティの開始日と終了日で決まります。通常、このタイプを使用するのは、同じアクティビティに割り当てられた複数のリソースが個別に作業可能な場合、またはリソースの空き時間がアクティビティの期間に影響を与える可能性がある場合です。たとえば、検査員が必要なアクティビティは、そのリソースが複数のプロジェクトに割り当てられている場合や休暇中の場合は、遅延する可能性があります。

工程依存: アクティビティの期間がその依存アクティビティによって決まる、通常は管理タイプのアクティビティです。アクティビティの期間がその先行/後続アクティビティに依存することを示す場合は、工程依存を選択します。工程依存アクティビティは通常、事務作業、変更管理、プロジェクト管理タスクなど、進行中のアクティビティです。たとえば、サイト・クリーン・アップは、工程依存アクティビティと考えられます。これは、繰返し発生し、あるフェーズの完了に依存するためです。

開始マイルストンまたは終了マイルストン: マイルストン・アクティビティは、期間がゼロでリソースが割り当てられないアクティビティであり、重要なプロジェクト・イベントをマークします。アクティビティがプロジェクト内の主要ステージの開始または終了をマークしていることを示す場合は、開始マイルストンまたは終了マイルストンを選択します。マイルストンの期間はゼロです。プライマリ・リソースまたはアクティビティ所有者、および経費は、マイルストンに割当可能です。オフィスビルの増築プロジェクトの場合、マイルストンの例には、プロジェクト定義完了、構造完了、入札終了プロセスなどがあります。

WBSサマリー: 日付、期間および完了率の値を、共通のWBSコード・レベルを共有するアクティビティのグループごとに集計するために使用されるアクティビティです。アクティビティがサマリーレベルのWBSアクティビティであることを示す場合は、「WBSサマリー」を選択します。WBSサマリー・アクティビティは、共通のWBSレベルを共有するアクティビティのグループを表します。サマリーレベルのWBSアクティビティを使用すると、アクティビティ・グループに対する日付のロールアップが可能になります。WBSサマリー・アクティビティの期間は、グループ内の最早アクティビティの開始から最遅アクティビティの終了までです。WBSコードによって、どのアクティビティがWBSサマリー・アクティビティを構成するかが制御されます。P6では、WBSサマリー・アクティビティのWBSコードのコンポーネントを共有するアクティビティが、WBSサマリー・アクティビティに組み込まれます。たとえば、WBSコードがAで始まる(A.1、A.1.1、A.1.2など)すべてのアクティビティによって、WBSコードがAのWBSサマリー・アクティビティを構成できます。その下位で、WBSコードがA.1で始まる(A.1.1、A.1.2など)すべてのアクティビティによって、WBSコードがA.1のWBSサマリー・アクティビティを構成できます。

「リソース割当の重複を許可」オプション

リソースが同じアクティビティで複数回作業できるかどうかを決定します。

「負の実績工数を許可」オプション

「実績の適用」機能で、タイムシートを介してプロジェクトのアクティビティに対して負の実績工数を記録できるかどうかを決定します。

「ベースライン・オプション」リスト

プロジェクトで使用されるベースライン。

プロジェクトがチェックアウトされている場合、このフィールドは使用できません。

「カレンダ」フィールド

プロジェクトに割り当てられているカレンダ。

「コスト・アカウント」フィールド

プロジェクトに関連付けられているコスト・アカウント。

「デフォルト値でリソースはアクティビティの期間に依存」オプション

割当がアクティビティの期間に依存するかどうかを決定します。

「期間タイプ」フィールド

リソースが割り当てられているアクティビティを更新するときに、残余期間、工数および単位工数を計算する方法を決定します。アクティビティの期間タイプは主要な要因、つまりプロジェクトで最も柔軟性が低い要因(スケジュール、コスト/作業工数またはリソースの可用性)に対応している必要があります。

単位工数固定: アクティビティの期間や工数が変化しても、リソースの単位工数は変化しません。この期間タイプは、期間あたりの生産性が一定の固定されたリソースがアクティビティに割り当てられている場合に使用します。

期間と単位工数固定: 工数やリソースの単位工数が変化しても、アクティビティの期間は変化しません。この期間タイプは、割り当てられるリソースに関係なく、一定の期間内にアクティビティを完了する必要がある場合に使用します。

工数固定: 期間やリソースの単位工数が変化しても、アクティビティの工数は変化しません。この期間タイプは、総作業量が固定されていて、リソースを増加することによってアクティビティ期間を短縮できる場合に使用します。

期間と工数固定: 単位工数が変化しても、期間と工数は変化しません。この期間タイプは、一定の期間内にアクティビティを完了する必要があり、総作業量が固定されている場合に使用します。

「会計年度」リスト

会計年度の開始月を決定します。

「増分」フィールド

P6で、特定のプロジェクトのすべての新規アクティビティに自動付番するために、前のアクティビティIDに追加する番号。このフィールド値は、1から99,999までの値である必要があります。

アクティビティを識別してトラッキングするために、P6では各アクティビティに一意のアクティビティID (アクティビティIDプレフィックスにアクティビティIDサフィックスを結合し、さらに増分値を追加したもの)を割り当てます。

たとえば、プレフィックス「PROJ-A#」とサフィックス「2500」の結合で増分「5」の場合、アクティビティIDは「PROJ-A#2500」、「PROJ-A#2505」などになります。

「実績および期間実績工数/コストのリンク」オプション

実績または期間実績工数/コストについて、いずれか1つの値が更新された場合に再計算するかどうかを決定します。このオプションは、期間パフォーマンスの保存またはプロジェクト過去期間実績の編集を計画している場合にマークする必要があります。

「実績と完了率のリンク」オプション

実績工数とコスト値を期間完了率の更新時に再計算するかどうかを決定します。

「計画および完了時のリンク」オプション

すべての計画工数および計画コストの値について、未開始アクティビティの残コストおよび残工数を使用して再計算するかどうかを決定します。このオプションを選択すると、未開始アクティビティに対して、計画値、残存値および完了時の値が同じに設定されます。

「完了率タイプ」リスト

アクティビティの完了率の計算方法を決定します。

デフォルトのアクティビティ完了率タイプは、プロジェクトに追加された新規アクティビティにのみ適用されます。アクティビティを含む既存のプロジェクトについてこの設定を変更しても、既存のアクティビティの完了率タイプは変更されません。

「単価」フィールド

リソースが割り当てられていない労務/非労務工数があるアクティビティ、および指定した単価がないリソース/ロールが割り当てられているアクティビティのコスト計算に使用するデフォルト単価。

「プライマリはアクティビティを完了可能」オプション

プライマリ・リソースがアクティビティ完了のマークを設定できるかどうかを決定します。

「プライマリ・リソースはアクティビティ期間の更新可能」オプション

P6 Team Member Webの「タイムシート」ページで、プライマリ・リソースに対して「日付の更新」ボタンを表示するかどうかを決定します。

「レート・タイプ」リスト

プロジェクトのコストの計算に使用する単価。

レート・タイプは5つまで設定でき、各レート・タイプは異なる単価を示します。

「リソースは自身を割当可能」オプション

リソースが自己をアクティビティに割り当てることができるかどうかを決定します。

「リソースは自身をOBS外に割当可能」オプション

リソースにアクティビティの関連するOBSへのアクセス権がない場合でも、自分自身をアクティビティに割り当てることができるかどうかを決定します。

「次の設定でリソースによるアクティビティのステータス設定」リスト

P6 Team Member Webタイムシート・ユーザーが割当のステータスを入力する方法を決定します。

「レビュー・タイプ」リスト

ステータス更新をレビューできるユーザーを決定します。利用可能なオプションは、「誰かがレビュー」および「全員がレビュー」です。

「ステータス・レビューア」フィールド

選択されたWBSのアクティビティのチーム・メンバー・ステータス更新をレビューし承認するよう指定された個人。

「WBSコード区切文字」フィールド

コード・フィールドを区切るために使用する文字(ピリオドなど)。1文字または2文字を使用できます。

この区切り文字は、新規プロジェクトのデフォルトのWBSコード区切文字としても使用されます。

「アクティビティ進捗が除去された場合」リスト

アクティビティ進捗が除去された場合の工数と期間の処理方法を決定します。

計画期間と工数を残存値としてリセット: 計画工数の集計表を残存工数と一致するように再計算するかどうかを決定します。

残余期間と工数を計画値としてリセット: 残工数の集計表を計画工数と一致するように再計算するかどうかを決定します。

「工数/コストの更新時」フィールド

アクティビティ進捗が除去された場合に、アプリケーションで残存に実績を加算するか、または完了時から実績を減算するかを決定します。



最終発行 2024年7月2日